【My Hair is Bad(通称マイヘア)】の
「18歳よ」について
MVと歌詞の意味を
解説していきたいと思います。
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楽曲名「18歳よ」とは
「18歳」とは
高校を卒業する年。
R-18指定された映画を視聴できる。
など他にもたくさんの変化がある年になります。
という意味になっています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MVは存在しないため
1st single『だまれ』全曲Spot映像です。
28秒あたりから流れるのが「18歳よ」になります。
昔のMy Hair is Badですね。
椎木さんの雰囲気が今とだいぶ違いますね。
歌詞
髪を切った君の前じゃ
秋の日差しもただ
頬杖ついたまま見てるだけ
髪の伸びた前の方が
女みたいでよかった?
神社の駐車場 迫る冬不安定でも
置いてくように老いてく毎日だね
死にたい18歳の目をしてた日々と
青いコーヒーと
冷え込んだ駅の灯り
口が裂けて目がつり上がる
僕らは秋のまま
風がなぜか優しいねぇまだ
二人の写真、深夜の交差点
外灯を見てた電車の窓ガラス
ストーブの匂い、苺とクリスマス
やめて18歳の目をしてた君の
甘い匂いと
指も入れ慣れた部屋
もう君の匂い残る中指にすら気付けない
僕はなぜか悲しい
風はなぜか優しい
歌詞の意味・解釈
1番
髪を切った君の前じゃ
秋の日差しもただ
頬杖ついたまま見てるだけ
髪の伸びた前の方が
女みたいでよかった?
神社の駐車場 迫る冬不安定でも
置いてくように老いてく毎日だね
死にたい
まずこの歌の時期は「晩秋」です。
秋と言えば、「食欲の秋」
「スポーツの秋」「読書の秋」
などたくさんの代名詞が使われています。
しかし、この曲でのイメージは
温かみがなくなる寂しさや
名残惜しさ、別れがイメージとなります。
この曲は男女の恋愛を描いたものです。
恋愛と言っても、初々しさがあるような
アツアツの恋物語ではなく、
秋に見合うような
別れの時期の物語がイメージされます。
彼女は髪を切ります。
髪を切るという行動は
失恋したときや誰かと別れた時など
区切りをつけたいときに行う行動としての意味があります。
二人はすでに別れているのでしょう。
頬杖をつくという動作は
ぼんやりしている様子や、考え事をしている状態を表します。
秋の日差し「も」頬杖ついたまま見てるだけ
からわかりますが、秋の日差し「は」ではなく
「も」になっています。
つまり、主人公も秋の日差しと同じように、ぼんやりして何かを思い出すように彼女を見ているのです。
変わってしまった、お互いの気持ちと
変化した彼女の髪型が重なり
少し寂し気に見ていたのではないでしょうか。
そんな主人公の反応をみて
「前の方が女みたいでよかった?」
と皮肉を込めて彼女は問いています。
別れの影響からくる
心の不安定さとは無関係に
時間は儚くも過ぎていきます。
サビ1
18歳の目をしてた日々と
青いコーヒーと
冷え込んだ駅の灯り
口が裂けて目がつり上がる
僕らは秋のまま
風がなぜか優しい
18歳の目をしてた日々とは
2人が初々しく付き合っていた日々。
青いコーヒーや冷え込んだ駅の灯りは
現在の冷たくなった二人の関係を比喩します。
当時の初々しさはなくなったものの
完全にお互いを忘れることができていないのでしょう。
秋(中途半端)のまま 完全に冷え切った冬(関係)に進めないのです。
2番
ねぇまだ
二人の写真、深夜の交差点
外灯を見てた電車の窓ガラス
ストーブの匂い、苺とクリスマス
やめて
いまだに相手を忘れることができず
主人公は、二人の写真、深夜の交差点、
電車の窓ガラスといった
情景を思い出しています。
2人だけの思い出の場所なのでしょう。
ストーブの匂い、苺とクリスマスといった
冬のイメージに進めないのです。
上でも言いましたが、秋のままなのです。
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