【ヨルシカ】の
「爆弾魔」について
歌詞の意味を徹底的に
考察および解説していきたいと思います。
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楽曲名「爆弾魔」とは
「爆弾魔」とは
爆弾を爆発させる行為を複数回に渡って行う人物。
という意味になっています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
歌詞
死んだ眼で爆弾片手に口を開く
さよならだ人類、みんな吹き飛んでしまえ泣いた顔で爆弾片手 夜が苦しい
安っぽいナイトショーの
ワンシーンみたいな夢が見たい今日も出来ませんでした
今日もやれませんでした
青春の全部を爆破したい
君のことを歌にしたいこの日々を爆破して
心ごと爆破して
ずるいよ、優しさってやつちらつかせてさ
ずるいよ全部この部屋を爆破したい
夢がなきゃ生きられない
だから今、さよならだ
吹き飛んでじまえ死んだ目で爆弾片手に街を歩く
誰も見向きもしないんだ 爆弾を翳したとてずっと泣けませんでした
ずっと笑えませんでした
青春の全部に君がいる
風が吹けば花が咲くあの夏を爆破して
思い出を爆破して
酷いよ、君自身は黙って消えたくせに
酷いよ全部この街を爆破したい
このままじゃ生きられない
だから今、さよならだ
吹き飛んじまえもっと笑えばよかった
ずっと戻りたかった
青春の全部に散れば咲け
散れば咲けよ百日紅この日々を爆破して
心ごと爆破して
辛くても良い 苦しさも全部僕のものだ
わかってるんだこの星を爆破したい
君を消せるだけでいい
今しかない、いなくなれこの日々を爆破して
心ごと爆破して
ずるいよ、優しさってやつちらつかせてさ
ずるいよ全部この夜を爆破したい
君だけを覚えていたい
だから今、さよならだ
吹き飛んじまえ
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歌詞の意味・解釈
1番
死んだ眼で爆弾片手に口を開く
さよならだ人類、みんな吹き飛んでしまえ泣いた顔で爆弾片手 夜が苦しい
安っぽいナイトショーの
ワンシーンみたいな夢が見たい今日も出来ませんでした
今日もやれませんでした
青春の全部を爆破したい
君のことを歌にしたい
歌詞を見てみると人類、世界に対しての慟哭なようなものが感じられますね。
自分にとって納得いかない、理不尽な世界を壊してしまいたいという激しい感情を表現しているように感じます。
そんな理不尽のなかで「君」という存在に心揺さぶられている「彼/彼女」の思いなのでしょうか。
サビ1
この日々を爆破して
心ごと爆破して
ずるいよ、優しさってやつちらつかせてさ
ずるいよ全部この部屋を爆破したい
夢がなきゃ生きられない
だから今、さよならだ
吹き飛んでじまえ
夢がなきゃ生きられない
夢とは人によっては生きる原動力になる要素ですね。心を支える柱にもなります。
そんな夢を失ってしまった「彼/彼女」はすべてを吹き飛ばして壊してしまいたいと悲痛な叫びをあげています。
夢を失うほどの出来事にはやはり「君」という存在が大きく関わっているのでしょうか?
2番に続きます。
2番
死んだ目で爆弾片手に街を歩く
誰も見向きもしないんだ 爆弾を翳したとて
翳したとは手に持って頭上に高くかかげると言う意味です。
日々を爆破したいと爆弾を翳し続ける「彼/彼女」ですが周囲の誰にもその思いや感情は届いていないということでしょうか。
誰にも興味を持たれず理解もされないというのはとても悲しい気持ちになってしまいます…
ずっと泣けませんでした
ずっと笑えませんでした
青春の全部に君がいる
風が吹けば花が咲く
青春の全部に君がいる
そんな境遇の中で泣くことも笑うこともできない…
けれども「君」だけは「彼/彼女」の青春全てにおいてかけがえのないものであることが分かりますね。
次に繋がっていく歌詞で物語の全貌が見えてきます。
サビ2
あの夏を爆破して
思い出を爆破して
酷いよ、君自身は黙って消えたくせに
酷いよ全部この街を爆破したい
このままじゃ生きられない
だから今、さよならだ
吹き飛んじまえ
酷いよ、君自身は黙って消えたくせに
ここでようやく全貌が見えてきましたね。
「彼/彼女」は人類や世界に対して嘆いていたわけではなくて
黙って消えてしまった「君」に対しての叫びだったというわけですね。
この街を爆破したい
このままじゃ生きられない
だから今、さよならだ
吹き飛んじまえ
青春の全てだった「君」が何も言わずに消えてしまった…
あまりにも悲しくてやりきれない気持ちになりますね。
だからこそ「彼/彼女」は爆弾を翳して気持ちを爆発させようとしているのでしょう。
次に綴られる歌詞では
二人の因果関係を示すような
解釈の肝となる「花」が出てきます。
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