子供③
お父さん書いたよ頑張ったよ
明日の発表楽しみだ
皆の前で胸を張って
大きな声で読んでくるね
父さんの仕事内容を把握したうえで、内容をまとめた子供。
皆の前で胸を張って
大きな声で読んでくるね
と、父さんに投げかける。
明日は、発表会ですからね。
父さん③
ありがとな 本当にな
お前は誇れる息子だな
そうだ明日のことだけど
しばらく休みもなかったし
一緒に遊んでやれなかったから
家族旅行にでもいこうか
だから学校は休んで良いぞ
先生たちには内緒でな
ここの歌詞には戦慄が走ると言いますか、、、
ありがとな
と言いながらも
明日の発表会に行くのを阻止しようとする
なぜなら
- 悪いこと面白いことを皆に伝える
- 体力や根気がないとできない
- とても大変な仕事
- 胸を張ることができる仕事
- 求められている仕事
と、いくらポジティブに説明しても、自分の職業、仕事内容に後ろめたさを感じているから。
「家族旅行でも行こうか」
と、子供から目を逸らさずに言っています。
ここが先ほどの
目を見て話が出来なくて
なにが堂々と生きてるだ
という野田さんの罵倒とリンクするものがあって、罵声に打ち勝つように目を見て話しをする父さんでしたが、パパラッチという職業を隠そうとする部分に堂々さなんてありません。
必死にかっこよく取り繕っていても、最後に綻びが出てしまっているのです。
感想
とにかく尖った楽曲でしたね。
歌詞の具体性が高く、楽曲考察というよりは解説・紹介といった内容になっちゃいました。
また「パパラッチ」の英語表記は
タイトル通り「PAPARAZZI」なのですが
単語の順番を変えると
I RAZZ PAPA
私はお父さんを嘲笑う…
になります。
これは、ファンの中で盛り上がっていた解釈なのですが、これを本当に狙っていたとしたら恐ろしすぎる、、、いい意味で。
時間がある方はこちらもどうぞ。
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MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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コメント
最初の本当は嫌だけどは宿題skitで分かるようにシンプルに嫌なのかと予想します
I RAZZ PAPAは100%狙っています。
razzの意味を滑り台のシーンで紹介かつ滑り台で父と子の立場が逆転しているところで表現していると思っています。
この歌って「君の名は。」を基にしたわけじゃなくて、「HINOMARU」がネットニュースにまでなったことでわざわざ「君の名は。」まで持ち出して取材をしてきた記者に対しての風刺では無いかとも取れると思います。
また、アルバム初回限定のDVDでもそれらしいこともチラッと洋次郎が話していましたしね…
真相は分かりませんが…
コメント失礼します。最後のお父さんのシーンですがカメラの視点的に子供の目線に一致してるような気がします。その時にお父さんを見ているとどうも目が合っているとは思えません(何か子供の向こうを見ているような?)。さらに動画だとわかりやすいのですが、お父さんはこのシーン口から上が全く動いていません。このことから、やはり自分の職業に後ろめたさをもち、堂々と生きられない人間である、というような洋次郎のメッセージではないかと考えます。
長文失礼しました!
おそらくこれは実話なのでしょう。しかし、「この物語はフィクションです」とかいている以上、RADWIMPS側はマスコミに批判されても「フィクション」という逃げ道(?)をつくることができます。たとえば、パパラッチ側が「立派な仕事だ!」と批判しても、「フィクションだよ?なんで作り話に批判をするの?」と言えてしまう、ということです。逃げ道をつくるのがどう感じるかは人それぞれですけれども、私はこれほどストレートな歌詞なのに曲名でフィクションとかいていることが、洋次郎らしくていいな、と思いました!
曲名のフィクションについて追加です。RADWIMPSだけに批判がくるのは別にいいのだと思います。しかし、歌詞にある通り、家族や交際相手にまで影響が出るのはRADWIMPSだけの問題ではありません。それを避けたのだと思います。
なんにしても、先ほどのコメントでは「逃げ道」と表現してしまいましたが、パパラッチ側に喧嘩を売っている、攻撃的な意味での「この物語はフィクションです」なのだと思います。