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【RADWIMPS/Light The Light】歌詞(和訳)の意味を解釈!コロナと闘う全ての人たちへ。

【RADWIMPS(ラッドウィンプス)】「Light The Light(ライトザライト)」について、歌詞(翻訳)の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

注目ポイント

✔コロナウイルスと闘う人たちに向けての歌
✔励ましの言葉を歌うAメロBメロ
✔明るい未来を歌う壮大なサビ

 

サルー
サルー

困難な状況でこそポジティブに。和訳歌詞にはそのようなメッセージが凝縮されていました。

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コロナウイルスと闘う人たちに向けて

→Apple Musicでフル視聴する 

 

今回紹介する「Light The Light」は、野田洋次郎が新型コロナウイルスと闘う人たちのために制作したナンバーになっています。

 

作詞を努めた野田洋次郎のコメントが以下。

世界的な流行をみせる新型コロナウィルスの流行にともない、多くの人が普段とは違う生活を強いられています。本来「被害者」であるはずの感染者は、いつのまにか「加害者」へと見られ方を変え窮屈な想いをしながら日々を生活しています。どこに感染者がいるか分からない、自分が感染しているかもしれないという恐怖が伝播し、それは地域単位、国単位の差別的な偏見をも助長させます。社会機能の麻痺や混乱が来る恐れから、あらゆる歪みも生じてきています。マスク、生活用品の買い占め、特定の人種への心ない言葉、飲食店や公共施設などへの立ち入り拒否。ウィルスよりも恐ろしいのは人間の恐怖心や憎悪、冷酷さなのかもしれません。こんな時こそ冷静な判断、情報収集、そして手を取り合う心が必要なのではと強く感じます。
今回、中国でお世話になっている方々から「中国で不安な生活を送る人たちを励ます曲を作ってはもらえませんか」と提案を受けました。ぜひ力になれるのならばと、急いで楽曲の制作に入りました。そして今回完成にこぎつけることができ、無料で中国国内の皆さんへ配信することを決めました。

曲を作りながら、これは中国の方に向けたものであると同時に日本、そして世界中でウィルスの脅威と闘うすべての人に向けた曲だと感じました。順次他の国・地域でも聴けるような態勢を整えようと思います。
音楽にできることはとても小さいです。でも時にその小ささに救われることもあるのではと、僕は思っています。歌詞の中でも書きました。この事態が無事終息し、無傷ではなくとも平穏な日々が戻ってきた時には「あの時は本当どうなるかと思ったね」と笑いながら皆大事な家族や友と話ができたらいいなと心から願っています。その時まで、皆で頑張り抜きたいです。

 

サルー
サルー

無意識レベルで行われてしまっている差別や、被害者が加害者になっているなど、本当に共感しかないコメント。野田さんの想いが伝わりますね。

 

ウィルスの脅威と闘うすべての人に向けた曲。

ではさっそく本題の歌詞に、、、と言いたいところですが、まずは楽曲タイトル名の考察に移っていきます。

楽曲名「Light The Light」とは

Light

「Light The Light」とは直訳で

光を点ける。

という意味になります。

 

野田さんのコメントから察するに、この光というのは病気や差別に苦しむ人々にとっての「希望」的な意味合いが強いのでしょう。

 

「ウイルスのせいで暗闇に落とされた人々にとって光となる楽曲でありたい」

 

率直ですがそのような願いが込められていると筆者は解釈しています。

 

サルー
サルー

では本題の歌詞に迫っていきましょう。考察欄では和訳歌詞の解釈を行っていきます。

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歌詞(和訳)

You might be scared
But that’s your strength
You must be tired
Hold on a sec
(きっと怖いだろう
でもそれは君の強さだ
疲れているよね
あともうひと踏ん張り)

You feel disgraced?
And full of shame
You’re half way there
Until the light
(裏切られた気持ちかな
みじめな感情?
でも半分まできたよ
この闇を抜ける光まで)

Lack of hope?
No way to cope?
Sorry to say
I believe in you
(希望が見えない?
どうしていいかわからない?
申し訳ないけど
それでも僕は君を信じてる)

That loneliness
Is all you have?
But you know what?
It’s not your fault
(君の中の孤独
それだけが支配している?
でも知ってるかい
君のせいではないということを)

Someday we will talk all night
Of all that we’ve been through
No more tears no more sorrows
Only your brightest smile
(いつか僕らはひと晩中語り合うんだ
共に必死にくぐり抜けたこの時のことを
そこには涙も 憂いもなく
あるのは君の弾ける笑い声だけ)

Someday we will laugh all night
About our hardest times
Until then we’ll hold our hands together, soft and tight
Together we’ll move on
(いつか僕らはひと晩中笑い合うんだ
この何よりも大変だった時のことを
それまで僕らは手を繋ぎあおう
優しく、力強く
共に歩もう)

Now wipe your tears
You don’t deserve
Will you show some smile?
Oh please, for me
(さぁ 涙を拭いて
君にはふさわしくないよ
笑ってくれないかい?
僕のわがままだけど、お願い)

Don’t blame yourself
Don’t hate yourself
You can be rude
You can be mean
(自分を責めちゃダメだよ
自分を嫌いになるのも
意地悪になってもいい
嫌なやつになってもいい)

I know you will
Be back in a while
To where we used to
Hang out a lot
(それでもまた必ず帰ってくるでしょ
いつも僕らがいたところに)

I like who you are
I like who you are
I like who you are
I like who you are
(そのままの君が好きだ
そのままの君が好きだ)

Someday we will talk all night
Of all that we’ve been through
No more tears no more sorrows
Only your brightest smile
(いつか僕らはひと晩中語り合うんだ
共に必死になってくぐり抜けたこの時のことを
そこには涙も 憂いもなく
あるのは君の弾ける笑い声だけ )

Someday we will laugh all night
About our hardest times
Until then we’ll hold our hands together, soft and tight
Together we’ll move on
(いつか僕らはひと晩中笑い合うんだ
この何よりも大変だった時のことを
それまで僕らは手を繋ぎあおう
優しく、力強く
共に歩もう)

Someday we will talk all night
No more tears no more sorrows
Someday we will laugh all night
Until then we’ll hold our hands together, soft and tight
(いつか僕らはひと晩中笑い合うんだ
この何よりも大変だった時のことを
それまで僕らは手を繋ぎあおう
優しく、力強く
共に歩もう)

作詞:野田洋次郎

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歌詞(和訳)の意味・解釈

1番

きっと怖いだろう
でもそれは君の強さだ
疲れているよね
あともうひと踏ん張り

裏切られた気持ちかな
みじめな感情?
でも半分まできたよ
この闇を抜ける光まで

和訳の歌詞を見ると『コロナウイルスと闘っている人に向けて』というコンセプトに充実に従っていることがわかる。

 

野田さんのコメントで改めて感じましたが、感染者は症状によって「身体的にきつい」に加えて、差別的な目線や隔離によって「精神的にきつい」わけです。

 

だからその状況を「闇」であると比喩し、タイトルにもなっている「光」へと導こうとしています。

 

希望が見えない?
どうしていいかわからない?
申し訳ないけど
それでも僕は君を信じてる

君の中の孤独
それだけが支配している?
でも知ってるかい
君のせいではないということを

光へと導こうとしているさまは、上記の歌詞からも伝わってくる。感染して隔離されることで疑心暗鬼になり人もいるでしょう。

 

そんな方に向けてただ一言「それでも僕は君を信じてる」と味方であることを説いている。

 

もしも自分独りに感じるような窮地に追い込まれたとしても、きっと誰かが陰で支えてくれているはず。さらに言うと味方の人物がいないとしてもこの楽曲だけは味方になってくれるはず。

 

そしてシンプルだけど忘れてはいけないのが「君のせいではない」という紛れもない事実。ウイルスに苦しんでいる人は加害者なんかじゃない、圧倒的な被害者なのです。

 

サルー
サルー

この楽曲歌詞、野田さんのコメントを見て、改めて肝に銘じて置かないとなと考えさせられました。

サビ1

いつか僕らはひと晩中語り合うんだ
共に必死にくぐり抜けたこの時のことを
そこには涙も 憂いもなく
あるのは君の弾ける笑い声だけ

いつか僕らはひと晩中笑い合うんだ
この何よりも大変だった時のことを
それまで僕らは手を繋ぎあおう
優しく、力強く
共に歩もう

サビでは暗闇から抜け出した後の、確かに待っているであろう光ある未来について綴られています。

 

また励ましの言葉は、そっと語られるように歌われるAメロBメロで歌われており、光ある未来については盛り上がりのあるサビで壮大に歌われている。

 

この使い分けは歌詞のメッセージ性に通じるものがあるのでしょう。

 

暗闇でこそ光が輝くように、苦を味わった人間ほど喜楽を噛みしめることができるものです。だから今苦しんでいる人の未来はきっと明るいものに違いないのです。

 

サルー
サルー

窮地の状況を前向きに捉える。英語歌詞に隠されたメッセージが素敵すぎますね。

2番

さぁ 涙を拭いて
君にはふさわしくないよ
笑ってくれないかい?
僕のわがままだけど、お願い

自分を責めちゃダメだよ
自分を嫌いになるのも
意地悪になってもいい
嫌なやつになってもいい

2番でも1番と同じように、激励の言葉がかけられている。

 

幾度となく笑顔を求めるさまからは

  • 「少しでも笑って欲しい」
  • 「前を向いてほしい」

という願いを汲み取ることができますね。

 

そして下段の歌詞は暗闇の中でどんなに苦しんだとしても「自分だけは責めないで欲しい」という最低限の願いが綴られています。

 

「嫌なやつになってもいい」というのは嫌なやつになることをシンプルに肯定している訳ではなく「自暴自棄になってしまって普段取らないような嫌な態度をとっても仕方がないんだよ」といったニュアンスのように筆者は感じました。

 

それでもまた必ず帰ってくるでしょ
いつも僕らがいたところに

そのままの君が好きだ
そのままの君が好きだ

どんな窮地もいつかは元に戻る。

願いが垣間見えるような絶対に待ってる明るい未来が描かれています。

 

いつもの僕らがいたところというのは、僕たちにとっては普段の生活であったり、アーティストにとってはライブ会場であったり、ウイルスの影響で失ってしまった全ての出来事を取り返すことを包括して指しているのでしょう。

 

サルー
サルー

いつかは元の生活に戻るはずだから、僕らは何の変化もなくそのまま生きていけばいいのです。そうポジティブに捉えていける詞だなと感じました。

感想

正直、未知のウイルスは確実に僕らの心を蝕んでいますし、ここ数か月で人間の醜い部分がたくさん見えるような事件も多々ありました。

 

しかしこういった状況でこそ

  • 一人一人がポジティブに芯を持つこと
  • 相手の立場に立って物事を考えること

が大切なのだなと改めて感じさせられた。

 

だって窮地を乗り越えた僕たちの未来は明るいに決まっているのだから。

 

誰が悪い彼が悪いと言うのは置いといて、明るい未来を見据えていきたいものですね。楽曲歌詞を読んでいて、そう思わされた。

 

【RADWIMPS/Light The Light】

MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)

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