デビュー20周年に公開された記念日ソング!
【嵐】の
「Turning Up(読み方:ターニングアップ)」について
歌詞(翻訳)の意味を徹底的に
考察および解説していきたいと思います。
ファンやリスナーに対するメンバーの想いが、かなり投影されているナンバーになっています。
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楽曲の基本情報
今回紹介する「Turning Up」は、嵐がデビュー20周年記念日を迎えた2019年11月3日に、初のデジタルシングルとして、配信リリースされた楽曲。作詞を担当するのは、LAを拠点に活動し、25年のキャリアを持つAndreas Carlsson、嵐の他楽曲「Count on me」や「白が舞う」なども手掛けてきたFunk Uchino、メンバーの櫻井 翔、作曲を担当するのは、同じくAndreas Carlsson、Erik Lidbomが努めています。
この記事を執筆しているのは、MVの公開から約4時間後なのですが、既に200万再生を超えています。国民的アイドルの名は伊達じゃないですね。楽曲が良いのも勿論ですが、これは、老若男女問わず惹きつけるメンバーの人間性が大きな要素となっているのでしょうね。
また、MVを公開した同日に、嵐は都内で会見を開いています。これが大きな反響を生んだのですが、なんとTwitterやInstagramのほか、FacebookやTikTok、Weiboといった5つのSNSで公式アカウントを開設すると発表したのです。
嵐メンバーの松本潤は
と、コメントを残しています。
Twitterはじめました~みんなと今まで以上に身近に、より早くつながれるように!僕らについてきてね!!!!!
Hello Twitter! We wanted to get closer to our fans across the world. Come along with us!!!!! #嵐 #ARASHI pic.twitter.com/yDQ5PZiITk— ARASHI (@arashi5official) November 3, 2019
上記は、嵐の公式Twitterなのですが
と、初のつぶやきをこぼしています。
ファンにとって嬉しい情報が多すぎて、Twitterでは「情報過多」というワードがトレンド入りしていました。改めて影響力が大き過ぎますね。そして、ファンサービス・イベント力も同じくらい強すぎる。最高のエンターテイメント集団ですね。
では、本題の楽曲考察に移っていきます。
楽曲名「Turning Up」とは
「Turning Up」とは
turn up(ターンアップ)の現在分詞なのですが
実は、
- 〈…を〉上へ折り返す
- 〈…を〉上に向ける; あおむけにする
- 〈カードなどを〉返す; 表を上にして置く
- 〈ランプ・ガスなどを〉明るく[強く]する
- 〈ラジオなどの〉音を大きくする
など、複数の意味が込められている言葉です。
2020年末の活動休止発表により、多くのファンを動揺させた嵐ですが、20周年を迎えたいま、楽曲を通して伝えてくれた言葉は
「Turning Up」。
「上へ折り返す」や「上に向ける」、さらには「明るくする」と言った意味を含むように
「これからもまだまだ終わらない」
と言ったメッセージ性を持つように受け取ることができます。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
本題の歌詞に迫っていきましょう。
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歌詞(和訳)
You know what’s coming
(あなたは、何が来るか分かっているはず)
You caught the feeling
(さあ、気を引くよ)
閉ざされたドア 開く鍵は Here
近づく 聴こえてくる
全身を虜にさせる Harmonies照れさえも 揺さぶって
Moves baby Moves baby
(騒げ、騒げ)
Yes!リミッター 振り切って
Loose baby Loose baby
(さあ、どこまでも自由に)
“そっぽ向いても 感じる Ah Yeah
Quiet storm オーシャン 越えて Wave”
際限なく響く この News babyWe got that something
(ちょっと、届けたいものがあるんだ)
Your guilty pleasure
(それは、止められない喜び)
ポケットには Funky beats to drop
(イカした音楽が宿る)
We bring the party Let’s get it started
(さあ、パーティーをはじめよう)
世界中に放て Turning up with the J-pop!
(折り返し地点を迎えたこの音楽)Turning up with the J-pop…
(俺たちも音楽とともに現れるよ)Here comes the weekend Call everybody
(待ちわびた週末がきた)
底抜けに 愉しむ 瞬間を Bounce
So You Got Lucky!さぁ踊ろうよ
(あなたはツイてる)
This tornado from the East’s gonna hit your town!
(東京から、嵐があなたたの街を襲うよ)句読点の無い 情熱を
Moves baby Moves baby
(騒げ、騒げ)
終わりなき 夢を
Loose baby Loose baby
(さあ、どこまでも自由に)
“巻き起こせ 空前の Ah Yeah
誘うぜ ほら East and West”
最前列 Stay with us この News babyWe got that something
(ちょっと、届けたいものがあるんだ)
Your guilty pleasure
(それは、止められない喜び)
With pockets full of funky beats to drop
(ポケットには、イカした音楽が宿る)
We bring the party Let’s get it started
(さあ、パーティーをはじめよう)
We got it going yeah, We’re turning up with the J-pop!
(そう、音楽とともにやってくる)Wow Wow Turning up with the J-pop…
(音楽とともに現れるよ)Hey! Everybody! お待たせ
もう seamless あの空まで
山 風 (嵐) とほら 朝まで
もう seamless あの 彼方へ
Let’s get the party started again
(パーティーを再開しよう)
ずっと近くで smile again and again
(何度も何度も笑顔にする)際限なく響く この News baby
We got that something
(ちょっと、届けたいものがあるんだ)
Your guilty pleasure
(それは、止められない喜び)
ポケットには Funky beats to drop
(イカした音楽が宿る)
We bring the party Let’s get it started
(さあ、パーティーをはじめよう)
世界中に放て Turning up with the J-pop!
(折り返し地点を迎えたこの音楽)Turning up with the J-pop…
作詞:Andreas Carlsson/Funk Uchino/櫻井 翔
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歌詞(和訳)の意味・解釈
You know what’s coming
(あなたは、何が来るか分かっているはず)
You caught the feeling
(さあ、気を引くよ)
閉ざされたドア 開く鍵は Here
近づく 聴こえてくる
全身を虜にさせる Harmonies
MVでは、楽曲に入る前に
「新たな旅に向けて準備している」
と、ニュースでアナウンスされる。
「新たな旅」
これこそが本楽曲のテーマであり、
新スタートに際して起こる高揚感・ワクワク感。
これを全面的に演出しているのが、本ナンバーの正体なのです。
何かの始まりを予感させるように
上記、冒頭の歌詞でも
近づく 聴こえてくる
全身を虜にさせる Harmonies
と、綴られていく。
「新たなスタート」に際して巻き起こる高揚の嵐。
歌詞はどのように展開されていくのでしょうか。
後を追っていきましょう。
照れさえも 揺さぶって
Moves baby Moves baby
(騒げ、騒げ)
Yes!リミッター 振り切って
Loose baby Loose baby
(さあ、どこまでも自由に)
“そっぽ向いても 感じる Ah Yeah
Quiet storm オーシャン 越えて Wave”
際限なく響く この News baby
際限なく響く この News
と、あるようにここの歌詞では
本楽曲「Turning Up」と、同じタイミングで発表された怒涛のニュースについて綴られています。
楽曲情報の欄でも述べましたが、ジャニーズ初のSNS解禁など、ファンがついていけないほどの喜報が世間に飛び交ったのです。
また、歌詞中に
Quiet storm オーシャン 越えて Wave”
と、あるように、
嵐が影響を与えたのは日本だけでは収まらず
- シングル65曲を全世界に配信
- 台北やバンコクなど海外4都市での記者会見
など、海を越えて外国にまで上陸しています。
20周年の会見で、嵐メンバーの相葉雅紀は
「僕らとみんなで世界中で嵐を巻き起こしましょう」
と呼びかけていたのですが、この意志が本歌詞の内容と重なるのです。
We got that something
(ちょっと、届けたいものがあるんだ)
Your guilty pleasure
(それは、止められない喜び)
ポケットには Funky beats to drop
(イカした音楽が宿る)
We bring the party Let’s get it started
(さあ、パーティーをはじめよう)
世界中に放て Turning up with the J-pop!
(折り返し地点を迎えたこの音楽)Turning up with the J-pop…
(俺たちも音楽とともに現れるよ)
和訳をすることで、敢えて曲解を生み出す必要はないくらい、明確なメッセージが伝わってくると思いますが、このサビで使われている英語が面白い。
“We got something”
というのは、
届ける側としては
「本当になんでもないもの、けっして高価なものではないんだけど、ちょっとした記念になるし、渡してあげたいな」
そう感じたものを相手に渡すときに、使う、ほとんど決まり文句的なフレーズのようです。
まさに、嵐からリスナーに対してのものです。
どれだけ心弾ませる贈り物なんだ、、、
“guilty pleasure”
は直訳すると「罪悪感の喜び」ですが、まさにその通りで、「良くないと分かっているのにやめられない楽しみ」という意味です。
「ハマり込んでしまって抜けられない」
嵐が送るエンターテイメントを指しています。
楽曲を細かく見ていく事で「Turning Up」という節目を感じさせる本楽曲が、20周年という記念を更に彩るナンバーであるのだと、改めて解釈していくことができますね。
2番以降も、これまでの歌詞と同じように
- 20周年と新たなスタートの喜び
- ファンに対する想い・情熱
が表現されていきます。
更に追っていきましょう。
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