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【クリープハイプ/モノマネ】歌詞の意味を徹底解釈!酷いモノマネに隠された意味が切ない!

ラストサビ

違うところに怒る不幸せ 違う気持ちを許す幸せ
あたしのこと全然見てないじゃん もういいって不貞腐れてたけど
見てないのは もしかしたらひょっとしたらひょっとした
でもあなたが笑ってたから何も知らないあたしはただ笑ってた
ある晴れたそんな日の思い出 どこにでもある毎日が
今もどこかで続いてるような 気がして 探して

全然似てない 今更泣いても酷いモノマネだな
やっぱり似てない 今更泣いても酷いモノマネだな

1行目から考えさせられるラストサビ。

 

  1. 違うところに怒る不幸せ
  2. 違う気持ちを許す幸せ

まず1つ目の「違うところに怒る不幸せ」は、前文の『すれ違いを悔いているさま』を考慮すると、安易に理解できるのですが、2つ目の「違う気持ちを許す幸せ」は一瞬「え?」となりました。

 

違う気持ちだから別れてしまった二人なのに、なにが幸せなのか。

と考えてしまいましたが、これは私の解釈が追いついていなかっただけで『違う気持ちを許す=二人のすれ違いに折り合いをつけることができる』と置き換えることができれば、納得することができました。

 

二人は「似ていない部分」に折り合いをつけることができなかったから別れてしまったのでしょう。だから「違う気持ちを許す幸せ」叶えることができなかったタラレバ話のようなものだと考えることができる。

 

そして幸せな日を夢見て、タラレバ話ばかりを考えてしまう主人公は、彼といた日の「笑い合っていた日」を思い出す。

 

サビ1では「泣く」と「笑う」の似ていない後悔が描かれていたのに、ラストサビでは「笑う」と「笑う」の似ている幸せが描かれる。これが余計に失恋の今を切なくさせる。

 

どこかで続いてそうで、どこにも存在しない現実。自分の泣き顔を見ながら「酷いモノマネ」だと嘆く主人公が目に浮かぶ。

 

「モノマネ」は、モノマネできなかった綻びに嘆く切なすぎるラブソングだったのです。

 

感想

なんでこんなに女性目線の歌詞を書くのが上手なんだ、、、と歌詞を考察しながら感じる次第でした。

 

「モノマネ」とも言える、似ている二人の全ても、別れてしまえば皮肉として置き換えられてしまうそれになる。上手く言葉にはできませんが『もどかしいナニカ』を詞にするのが本当に上手いなと。

 

やはりクリープハイプの歌詞は個人的にめちゃくちゃ好きです。

 

 

【クリープハイプ/モノマネ】

歌詞の意味の解釈でした!

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