罪悪感や重圧も2人の汗で流して
潰してしまうから見えない
都合よくて笑えちゃうのは
最初から
2人で一緒に汗をかくのがここまできて「一緒に運動してるから」なんて考えるのは流石に無理があるので、行為の描写と考えて間違いないでしょう。
《罪悪感や重圧も2人の汗で流して 潰してしまうから見えない》
ということは、二人の行為には本来は罪悪感や重圧が伴うものであるはず。
”君” を都合よく扱うことには初めから罪悪感や重圧を感じてはいないでしょうし、やはり不倫関係という線は濃厚である思います。
不倫の罪悪感や重圧は、二人の汗とともに消えていきます。だからこそ主人公はこの関係性をやめられないのでしょう。
《都合よくて笑えちゃうのは 最初から》
主人公は ”君” に対して身勝手に振舞うし、 ”君” の方も離れないという最初から笑えちゃうくらい都合のいい関係の二人。
主人公はもはや君の魅力から逃れることができません。
サビ２
君はスーパーガール
未だ僕の身体や指先誘導して
スーパーガール
今は僕の上で踊っている
知りすぎちゃったなぁ
ここまでは何となくぼかされてきましたが、2番のサビは紛れもなく夜の描写です。
最初は使い捨てのつもりだったのに、君は未だに《僕の身体や指先誘導して》いるし、今は《僕の上で踊っている》。
知りすぎちゃったなぁ
誰に言うでもなくそう呟いた主人公。
”君” を知らないままだったら、きっともっと昔に君から離れられたのに。
”君” のことを深く知ってしまった以上、もはやどうすることもできません。
３番
きっと君からは永遠に
忘れられずに寄り添って
意味のないないない
愛もないないない
だけど最後まで
二人の関係に意味は無いし、愛もありません。
別に ”君” に恋していたわけでもないし、付き合っているわけでもないのです。
でも情が湧いて捨てられなくなって、心や眼を狂わされて、離れられないまま最後まで。
二人の不埒な関係は続いていきます。
ここで《愛もないないない》と強調されているのが印象的ですね。
”君” は今や主人公を支配しているにもかかわらず、全く主人公は彼女を愛していないのです。
あくまで都合のいい女。
彼が魅力を感じているものや《知りすぎちゃった》ものは、 ”君” の性格や人間性というよりは身体や行為の事なのでしょう。
ラストサビ
君はスーパーガール
未だ僕の心や眼を狂わせて
スーパーガール 今や僕を
支配しているんだぜ
知らなかったろ
君は僕の心や眼を狂わせるスーパーガール。
愛も意味もない関係を永遠に続けさせるだけの魅力的な人物です。
《今や僕を支配しているんだぜ》
《知らなかったろ》
そうクールに言い放つあいみょんさんがまた憎らしいほど渋いです。
「スーパーガール」
大人の魅力が詰まった艶っぽい楽曲でした…！
感想
浮気。不倫。体だけの関係。そんな不健全な二人を描いたアダルトな世界観。
「スーパーガール」という絶妙なネーミングも、どこか懐かしさを覚えるレトロなサウンドも、どこを取っても素敵な楽曲でした。
【あいみょん／スーパーガール】
歌詞の意味の解釈でした！
スポンサーリンク
コメント
あいみょんはほんとクズ男が好きだよね
出てくるのはほぼほぼ情けない男。
フェミニストだと言われても信じるね
みょん天才