もちろん引き下がりはしないですが
好きになってはもらいたいし
心意気やんちゃで危なっかしいけど
確信に疑えてる
それは夢のspace tune~///
この部分の歌詞は特に《ずっと浅はかです 帰りたくないけれど》《私のこと嫌わないで》と歌う「MILABO」の歌詞と類似しているような気がします。
日本の音楽シーンの中心に立って、こうして輝かしく音楽を届けることは未だに慣れないし恥ずかしいけれど、今になって引き下がりたくはないし好きになってはもらいたい。
だからこそ危なっかしくもやんちゃな心意気をもって、変身モード全開で、夢のspace tuneを届けるのです。
2番のサビの歌詞は1番の繰り返しなので解説は割愛し、3番の考察に移ります。
3番
とろけそうな月の狭間 毒だ
甘酸っぱい絆を恐れてしまうような
未開拓な世界は 矛盾で不安定で
カラ元気だよ。。。。ye ye ye yey
この部分がこの曲で唯一の、変身モードをシャットダウンした時のACAねさんの本音を歌った歌詞だと思います。
本当は青春みたいな甘酸っぱい絆とかは性に合わなくて恐れてしまうし、今の自分が置かれている想像もできないような世界は不安定で怖いのです。
「ミラーチューン」という曲名にもあるように、鏡写しみたいに、この曲で歌われている前向きで明るい歌詞は不安で溢れた本心を真逆にひっくりかえしたようなものになっています。
ラストサビ
君がいなきゃ はじまんない
歌うぜ GACHIフォー・ユー
どんな逆境だってあっちゅう間だ
頑固な 僕だって
めんどくさい☆諦め悪いみたい
まだ準々決勝したい yey
染まらないよ心臓 揺るがないんだ
ほんとは未開拓な世界は不安定で怖いもの。
この曲で歌っていることは空元気で、本心ではないのかもしれません。
《まだ準々決勝したい yey》
まだ自分の生き方や人生に答えを出す勇気はないし、諦め悪いから、まだ最後の前の前くらいの舞台でちょっと気楽に戦っていたいのでしょう。
それでも彼女は今の自分のキラキラした姿を謙遜しつつ、表舞台で歌い続けます。
《憧れはきっと超えてくもの モット ドキドキするほう優先しようよ》
《歌うぜ GACHIフォー・ユー》
何処にも行けないこんな夜更けも、ずっと光続けているミラーチューン。
葛藤を繰り返す真夜中で、それでも音楽を届けようとする彼女の想いを綴った意思表示的な楽曲であるように感じました。
【ずっと真夜中でいいのに。/ミラーチューン】
歌詞の意味の解釈でした!
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コメント
ミラーチューンについて
自分なりに考察したのですが、ACAねさんがキャピキャピの恋愛ソングを作った説は、浅すぎでしょうか?笑
ACAねさんは恋愛ソングではわりとダイレクトに恋愛の話をする印象があるのでその点ミラーチューンは違いますが、可能性としてはあると思います…!
腑に落ちる考察で感銘を受けました。
MVの最後でコインランドリーで洗濯が終わるのは
華やかなシーンでのずとまよの需要(または供給)は有限であり
いずれは空元気がいらないけど退屈な等身大の日常に戻ることの象徴なんですかね?