【ずっと真夜中でいいのに。/こんなこと騒動】歌詞とMVの意味を解釈!結末はバッドエンド?

アルバム「潜潜話(読み方:ひそひそばなし)」の収録曲。

【ずっと真夜中でいいのに。】

「こんなこと騒動」について

MVと歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

集団心理 vs 対抗する主人公

ラストの結末とメッセージ性に注目です。

 

ちなみに、集団心理というのは

「みんなと同じなら安心する」

「私一人だけ違うと不安になる

といった無意識下で起こる、ヒト特有の思考や行動を意味します。

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楽曲の基本情報

本記事で考察していく「こんなこと騒動」は、ずとまよの1stフルアルバム「潜潜話」の収録曲。曲のアレンジは「蹴っ飛ばした毛布」、「脳裏上のクラッカー」を手がけた100回嘔吐が担当しており、病みつきになるメロディに仕上がっています。また、MVのアニメーションは、お馴染みのsakiyamaが制作しており、集団心理を信号や行動で描いた感慨深いものになっています。

サルー
サルー

今回の楽曲も中毒性が半端ないです。

 

考察結果から、歌詞やMVは「集団心理」「抗う主人公」が描かれていると解釈できたのですが、この曲、伝え方が秀逸的過ぎる。。。解釈を深めれば深めるほど、共感性が高まり魅力的な作品になっていくのです。

 

難解な「ずとまよ楽曲」の魅力ですね。

 

では、さっそく楽曲考察に移りたいのですが、その前に「こんなこと騒動」が収録されているアルバム「潜潜話」の紹介を。

「潜潜話」の収録曲が豪華すぎる

収録曲は以下の13曲。

  1. 脳裏上のクラッカー
  2. 勘冴えて悔しいわ
  3. 居眠り遠征隊
  4. ハゼ馳せる果てるまで
  5. 蹴っ飛ばした毛布
  6. Dear Mr 「F」
  7. こんなこと騒動
  8. 眩しいDNAだけ
  9. ヒューマノイド
  10. グラスとラムレーズン
  11. 正義
  12. 優しくLAST SMILE
  13. 秒針を噛む

ファンなら分かりますが、フルアルバムというだけありまして、「秒針を噛む」や「脳裏上のクラッカー」を筆頭に震えるほど良曲揃いです。2019年10月までのずとまよの集大成といったところですね。

 

ずとまよは、過去に二つミニアルバムをリリースしているのですが、1stミニアルバム「正しい偽りからの起床」が”CDショップ大賞2019”入賞。2ndミニアルバム「今は今で誓いは笑みで」がオリコンウィークリーアルバム総合チャート1位を獲得。など全てのリリースアルバムで記録を残しています。

サルー
サルー

フルアルバムは確実にこれらをも超えてくる。。

本当に楽しみでしかないです。

素晴らしき「潜潜話」の紹介を終えたところで、楽曲考察に移っていきます。まずはタイトルから。

楽曲名「こんなこと騒動」の意味とは

ACAねさんらしいタイトルですね。

まずはタイトルを噛み砕きます。

 

「こんな(こと)」とは、

後ろにある名詞を修飾し、その名詞の内容・程度・性質などを表す指示詞です。「こんな」のようなコ系列は話し手のみが知っているときに使われることから、話し手と聞き手の両者の関わりが必要という特徴を持っています。

サルー
サルー

本楽曲でいう話し手と聞き手は、ACAねさんと私たちリスナーですね。

 

「騒動」とは、

大ぜいの人々が、
落ち着かずにざわめいたり、
統制が乱れたりすること。

 

つまり「こんなこと騒動」とは

ACAねさんが作り、リスナーが見る世界。
そこで起きた統制の乱れ

といった意味に解釈することができます。

 

この楽曲名が歌詞の内容と

どう関与しているのでしょうか。

今回はMVも同時解釈しつつ、
本題の歌詞考察を行っていきます。

歌詞

でぁーられったっとぇん

集まって話し合って
合わせ合う為の相槌 いつまで
ここの正確に沿って
どこの性格が体に いいんだろう
気の抜けた中華街を
涼しげに 意味 淀んだ挨拶だけ
なるべく音を消して
まるで 何かから逃げるみたいに

遮られてくみたい
深い緑の海に潜んで 真っ直ぐでいても
今は その視界が居場所でも
些細な疑問くらい 許してよ

嫌われたくない会話から
ほっとけない 疑問の全部 どうしても
痛く見えてるほど
なりたい自分で強がれるんだ
気にしてばかりで
巡り会いも失いたくない
こんなこと 云いたいわけじゃないのに
こんな自分に負けたくないのに
もう どうだってよくなってしまう前に
覚悟を決めたかった

いつしか 現れる
同じ熱の 途方もない憂いにも
いつしか 助けられる
まだ 諦めの悪い夢に頼ってしまうから

思っていたことと違っても
今更 引き返せないよ
[選べないコト]を きっと選ぶから
もっと 単純で いいんだよ
でも きっと こうやって着飾るの
より良いように 組み合うように
確かめたいよ
君の声で 太る意志で 貫けるから

嫌われたくない会話から
ほっとけない 疑問の全部 どうしても
痛く見えてるほど
なりたい自分で強がれるんだ
気にしてばかりで 巡り会いも失いたくない
こんなこと 云いたいわけじゃないのに
こんな自分に負けたくないのに
もう どうだってよくなってしまう前に
覚悟を決めたかった

失って気づく後悔くらい
失う前から気づいてた
もう わかり合える 根本じゃなく
先手で理解できる
どうにでも 些細な単純使命 果たせる
ぶった多数に 右往左往 素振りしてる
もう 自分が 見っともなくても
素直に取り出した言葉 言いたいのに

嫌われたくない会話から
ほっとけない 疑問の全部 どうしても
痛く見えてるほど
なりたい自分で強がれるんだ
気にしてばかりで 巡り会いも失いたくない
こんなこと 云いたいわけじゃないのに
こんな自分に負けたくないのに
もう どうだってよくなってしまう前に
覚悟はできてたんだ

作詞作曲:ACAね

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歌詞の意味・解釈

1番

でぁーられったっとぇん

集まって話し合って
合わせ合う為の相槌 いつまで
ここの正確に沿って
どこの性格が体に いいんだろう
気の抜けた中華街を
涼しげに 意味 淀んだ挨拶だけ
なるべく音を消して
まるで 何かから逃げるみたいに

作詞作曲:ACAね

集団心理の描写①

集団心理の描写②

楽曲情報の欄でも述べましたが、

本楽曲の歌詞では

「集団心理」「それに抗う主人公」

が巧みな表現で綴られており、MVも同様にマジョリティに従う描写が、幾度となく描かれていきます。

 

特に皮肉的な歌詞は

合わせ合う為の相槌 いつまで

といった部分で、集団の中でなんとなく相槌を打つ自分に飽き飽きしていることが分かる。

  • ここの正確に沿って
  • なるべく音を消して

などの歌詞も、集団に合わせようとする姿が難しい解釈で綴られています。

サルー
サルー

ここからの歌詞・MVでは、自分に飽き飽きしている主人公が集団に抗っていく姿が描写されていきます。

遮られてくみたい
深い緑の海に潜んで 真っ直ぐでいても
今は その視界が居場所でも
些細な疑問くらい 許してよ

作詞作曲:ACAね

集団心理の描写③

集団心理の描写④

MVでは

  1. 赤信号機が右を指せば右を向く。
  2. 黄色信号が左を指せば左を向く。
  3. 信号機が花になれば花になる。

と、三段階の集団心理が描かれています。

 

歌詞では

些細な疑問くらい 許してよ

といって、集団の中で共感できないことがあっても、質問できないという、あるあるな情景が描かれている。そして集団心理に対する不満が滲み出す瞬間でもあります。

 

以下は、ACAねさんの公式Twitter。

上記の歌詞の部分が抽出されており

特別想い入れの強い部分であることが伝わります。

サルー
サルー

窮屈な社会で生きている私にとっても、ここの一文は共感性が高かったです。

サビ1

嫌われたくない会話から
ほっとけない 疑問の全部 どうしても
痛く見えてるほど
なりたい自分で強がれるんだ
気にしてばかりで
巡り会いも失いたくない
こんなこと 云いたいわけじゃないのに
こんな自分に負けたくないのに
もう どうだってよくなってしまう前に
覚悟を決めたかった

作詞作曲:ACAね

抗う主人公の描写①

集団に対して相槌を打つのが嫌になり、その環境が「あたりまえ」になることが怖くなった主人公は、とうとう自分の意見を発することを決意。MVでは、集団と戦う(自分の意見を言う)主人公が描写されています。

サルー
サルー

表現法の中でも、特に倒置法が多く使われており、一見難解に見える歌詞ですが、ハッキリと意味は伝わってきますね。

「集団に嫌われたくない」

しかし

「ただ流されるだけの自分も嫌!」

弱気と強気が渦を巻く主人公には、
どんな結末が待っているのでしょうか。

2番に続きます。

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