indigo la End/さよならベル》歌詞の意味を徹底解釈！実体験をもとにつくられた歌詞が切ない！

アルバム『幸せが溢れたら』の収録曲

「さよならベル」についてMVと歌詞の意味を

解説していきたいと思います。

楽曲名「さよならベル」とは

「ベル」とは

音を鳴らすもの。

という意味になっています。

「さよならベル」とは

昔聴けていた音が
聴けなくなるということでしょう。

この楽曲名が歌詞の内容と

どう関与しているのでしょう。

MVの意味・解釈

MV中に出てくる自販機は
実際に絵音さんの思い出の自販機だそうです。
「さよならベル」とは
彼女との思い出の自販機の音のようですね。

前の恋人を思い出している歌なのですね。

歌詞

あれからここに来る度
君を思い出しては泣いて
霧雨降る坂の途中の自動販売機
「喉が渇いたの。」
って言いながら涙を流す君を
そっと抱きしめられなかったことを思い出す
Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
起きたらまた上手くいくよな
Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
誰か早く起こしてくれよ
長い間言えなかったことがあるんだって
噛みしめるように伝える寂し気な顔がふと
遠くを見つめる様になってさ
渇いた心が嫌になってさ
さよならも言えず走り去ってしまった
Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
起きたらまた上手くいくよな
Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
誰か早く起こしてくれよ
あの後何故かまた戻って
自販機でコーヒーを買った
いつもより何か苦くて
いつもより猫舌になった
誰かが取り忘れてしまった
お釣りを見て重なったんだ
君のいつも苦そうな顔が好きだった
Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
ああ、目が覚めたら君はいない
Good bye Good night
どうやっても思い出すんだ
Good bye Good bye
かき消すような目覚ましのベルを
さよなら
少しは大人になれたかな
さよならベルを
鳴らしたんだ
ああ、喉が渇いた

歌詞の意味・解釈

１番

あれからここに来る度
君を思い出しては泣いて
霧雨降る坂の途中の自動販売機
「喉が渇いたの。」
って言いながら涙を流す君を
そっと抱きしめられなかったことを思い出す

二人の思い出がつまった自動販売機。

この場所にくるたびに主人公は彼女のことを思い出して涙を流しています。

彼女と別れた日も
いつもの自動販売機の前だったのでしょう。

雨降りのなか、
喉が渇くほど泣きながら別れを伝える彼女。

主人公は目の前で起きていることを
受け入れることができず、
ただただ立ちすくんでしまいます。

サビ１

Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
起きたらまた上手くいくよな
Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
誰か早く起こしてくれよ

ハイファイとは、原音に忠実な質の高い
オーディオや映像を意味します。

つまり、主人公にとって現実に起こってもおかしくないような良い夢を見ていたのです。

主人公にとっての良い夢とは、
彼女と復縁しまた一緒にいること。

あまりにも、現実のような彼女と一緒にいる夢。

「きっと起きたら夢の通り上手くいく」

「だから早く起こしてくれ」

と言っているのではないでしょうか。

２番

長い間言えなかったことがあるんだって
噛みしめるように伝える寂し気な顔がふと
遠くを見つめる様になってさ
渇いた心が嫌になってさ
さよならも言えず走り去ってしまった

１番と同じように
別れた日のことを思い出しています。

彼女の中で、
主人公との別れは決まっていたようですね。

別れの理由がなんなのかは
解釈が難しいとこですが、
嫌いになったわけでななさそうですね。
お別れをしないといけない
何らかの理由があったのです。

いつもと違う様子の彼女を見て
言葉の意味が理解できた主人公は
現実を受け止めることができず、
その場から離れてしまいます。

サビ２

Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
起きたらまた上手くいくよな
Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
誰か早く起こしてくれよ

サビ１と同じです。

リアルな夢の中で彼女を思い出しています。

３番

あの後何故かまた戻って
自販機でコーヒーを買った
いつもより何か苦くて
いつもより猫舌になった
誰かが取り忘れてしまった
お釣りを見て重なったんだ
君のいつも苦そうな顔が好きだった

現実を受け止めれず、逃げた主人公ですが
失った現実を取り戻すために
別れの場所の戻ってきます。

当然、そこにはもう彼女はいません。

思い出の自動販売機を通して
彼女のことを思い出します。

ラストサビ

Good bye Good night
ハイファイな夢を見てたんだ
Good bye Good night
ああ、目が覚めたら君はいない
Good bye Good night
どうやっても思い出すんだ
Good bye Good bye
かき消すような目覚ましのベルを
さよなら
少しは大人になれたかな
さよならベルを
鳴らしたんだ
ああ、喉が渇いた

未練が強く残っている主人公は
毎日、彼女と一緒にいる夢を見ます。

現実のような夢、しかし起きたら彼女はいません。一人なのです。

こういった日々を繰り返すうちに主人公は、彼女がいないことを受け止めてきます。

だからこそ
逃げてしまった別れの日を後悔しており
「あの時に比べたら強くなれたかな？」と
自分で自分に問いかけているのです。

受け止めたつもりの主人公ですが最後の

喉が渇いた

が切ないですね。

本当は今でも彼女を思い出してしまうのです。