アルバム
『泣きたくなるほど嬉しい日々に』の収録曲
「お引っ越し」について
歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
尾崎さんらしい、比喩表現により
描かれる切ない歌詞になっています。
是非、最後までご覧ください!
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楽曲名「お引っ越し」とは
「引っ越し」とは
人が生活する場所や
活動する場所を他の場所へ移すこと
またその作業。
という意味になっています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MVはありませんが
こちらは「泣きたくなるほど嬉しい日々に」の
全曲トレーラーになります。
2:05秒から流れるのが
当楽曲「お引っ越し」になります。
歌詞
「そうやってまた泣くだろ」って
そうやってまた言うだろ
「じゃあ出て行く」って言ったら
止めると思うよ普通「やり直そう」をやり直してしまう
いつも素直じゃないから
「そんな所も好きだ」って
前言ってなかったっけ細心の注意を払って 内心そうじゃなくても
ギリギリ馬鹿でいられますように
「いつかまたどこかで」とか言える軽さで
無理して積み上げたダンボール大きくて小さいどこにも入らない荷物
仕方がないからもうここに置いて行くね治療中の奥歯と やっと見つけた近道
貯めたポイントカードも
ただの紙切れになった
取扱注意のコワレモノになって
次回予約の日にはもう 知らないどこかの街少しは手伝って
これはどっちのだったっけ
このまま忘れてしまえばいいか
「幸せになって」とか言える重さで
無理して持ち上げたダンボール大きくて小さいどこにも入らない荷物
仕方がないからもうここに置いて行くね
言葉にすれば足りない 触れば溢れる
好きで出来たこの隙間
無理して閉じて抱いたらカタカタうるさい
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歌詞の意味・解釈
1番
「そうやってまた泣くだろ」って
そうやってまた言うだろ
「じゃあ出て行く」って言ったら
止めると思うよ普通
前提として、この楽曲は
男女の恋の終わりが
引っ越しという比喩表現で
描かれています。
細かく見ていきましょう。
ここの歌詞の
「じゃあ出て行く」って言ったら
止めると思うよ普通
という部分から
同居していた家から
主人公が出ていこうとしている
ことがわかります。
だから「お引っ越し」という
タイトルなのかもしれません。
「そうやってまた泣くだろ」
と恋人は言うのです。
今回のような喧嘩別れ(?)は
初めてではなく、そのたびに
主人公は泣いていたのでしょう。
「やり直そう」をやり直してしまう
いつも素直じゃないから
「そんな所も好きだ」って
前言ってなかったっけ
何度も喧嘩別れをしては
寄りを戻して
を繰り返していたのでしょう。
お互いに好きなのに
素直じゃなかったのです。
「そんな所も好きだ」って
前言ってなかったっけ
から
今回の喧嘩別れは
今までのようには、戻れそうにない
一味違うものであることがわかります。
細心の注意を払って 内心そうじゃなくても
ギリギリ馬鹿でいられますように
「いつかまたどこかで」とか言える軽さで
無理して積み上げたダンボール
細心の注意を払って 内心そうじゃなくても
ギリギリ馬鹿でいられますように
という部分は
本当は傷ついている心を隠して、
馬鹿なふりをして笑う主人公
が描かれているのだと思います。
上で 素直じゃない とあったように
強がりな主人公は心を隠してるのです。
「いつかまたどこかで」とか言える軽さで
無理して積み上げたダンボール
というのは
本当は別れたくないという心を抑えて
「いつかまたどこかで」と
前向きな発言をした主人公が描写されてます。
相手に気を遣わせないように
無理をしたのかもしれませんね。
大きくて小さいどこにも入らない荷物
仕方がないからもうここに置いて行くね
大きくて小さいどこにも入らない荷物
というのは
恋人に対する想い
を比喩しているのでしょう。
その想いだけは、簡単に移動できないのです。
仕方がないからここに置いて行く
のです。
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