【back number(バックナンバー)】の
「幸せ」について
歌詞の意味を徹底的に
解説していきたいと思います。
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楽曲名「幸せ」とは
「幸せ」とは
運がよいこと。また、そのさま。
幸福。幸運。
うまい具合にいくこと。
という意味になっています。
しかし、この楽曲の歌詞は
「幸せ」の本来の意味と
かけ離れたものになっております。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
歌詞
本当はもう分かってたの
あなたがどんなにその人が好きなのかも
となりにいる私じゃ勝ち目が無いって事も
本当はもう知ってたのあなたが恋に落ちてゆく
その横で私は
そっとあなたに恋をしていたの
何にも気付かないで笑うあなたの
横顔をずっと見ていました最初から
あなたの幸せしか願っていないから
それがたとえ私じゃないとしても
ちゃんと最後は
隠した想いが見つからないように
横から背中押すから
誰よりも幸せにしてあげてあなたが今しているのは
私が一番聞きたくない話なのに
それでも聞き続けるのは
あなたに会えなくなるよりは
まだ少しだけましだから私が聞きたかったのは
終電の時間でも好きな人の悪口でもなくて
せめて今日のために切った髪に気付いて
似合ってるよって言ってほしかった最初から
あなたの幸せしか願っていないから
それがたとえ私じゃないとしても
ちゃんと最後は
隠した想いが見つからないように
横から背中押すから
もう少しここにいてこんなに好きになる前に
どこかで手は打てなかったのかな
私が選んで望んで恋したんだから
叶わなくても気持ちが伝えられなくても
こんな気持ちになれた事を大切にしたい
本当だよ会いたくて でもほら横にいても
また辛くなってる
その人より私の方が先に
好きになったのになぁでも私があなたを好きなくらい
あなたも想っているなら
私じゃやっぱりダメだね最初から
あなたの幸せしか願っていないから
それがたとえ私じゃないとしても
ちゃんと最後は
隠した想いが見つからないように
横から背中押すから
誰よりも幸せにしてあげて
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歌詞の意味・解釈
1番
本当はもう分かってたの
あなたがどんなにその人が好きなのかも
となりにいる私じゃ勝ち目が無いって事も
本当はもう知ってたの
前提として、この楽曲は女性目線です。
主人公には好きな男性がいます。
しかし、男性にも他に好きな人がいるのです。
こんな、誰もが経験したことがあるような、苦いシチュエーションが歌われています。
となりにいる私じゃ勝ち目が無いって事も
本当はもう知ってたの
と言うくらい
勝算がない恋のようです。
となりにいる私
という部分から、主人公と彼は
幼馴染のような
なんでも話せる親友のような
間柄であることがわかります。
さて、ここからどうなっていくのでしょうか。
あなたが恋に落ちてゆく
その横で私は
そっとあなたに恋をしていたの
何にも気付かないで笑うあなたの
横顔をずっと見ていました
かなり切ないフレーズですね。
彼のことは昔から好きだったのです。
そんな彼に想いを伝えれないまま、時間だけが過ぎていったのです。
すると、いつの日か
彼が他の人に恋をしてしまいます。
主人公は、そっと見守ることしかできなくなります。
サビ1
最初から
あなたの幸せしか願っていないから
それがたとえ私じゃないとしても
ちゃんと最後は
隠した想いが見つからないように
横から背中押すから
誰よりも幸せにしてあげて
好きの想いが強いからこそ
1番に考えるのは
自分の幸せではなく、彼の幸せなのです。
“彼が好きになる女性が自分じゃないとしても、気持ちを押し殺して背中を押すから、どうか幸せになって欲しい”
と言っています。
これはきっと嘘の気持ちではないと思います。
しかし、こんなに想う気持ちが大きい主人公にとっては、想像もつかないほど辛い決断だったでしょう。
きっと思い悩んだと思います。
それでも、優先したいのは
彼の幸せだったのです。
2番
あなたが今しているのは
私が一番聞きたくない話なのに
それでも聞き続けるのは
あなたに会えなくなるよりは
まだ少しだけましだから
主人公のポジションは彼の親友。
だからこそ、彼は他の人には離さないような気持ち(他の女性に対する)を打ち明けてくるのです。
そんな話、本当は聞きたくなんてありません。
でも、その話を聞いてあげることでしか
彼と会う口実を作れなくなってしまっているのです。
ここから解釈できるのは
この時点で既に、彼は好きな女性と付き合っているのかも知れません。だから、相談相手というポジションでないと、彼と会えなくなったのです。
関係を繋ぎとめる為には、
自分の気持ちを抑え込むしかありません。
私が聞きたかったのは
終電の時間でも好きな人の悪口でもなくて
せめて今日のために切った髪に気付いて
似合ってるよって言ってほしかった
彼は自分の切った髪に気付くこともありません。
- 主人公は彼に会いに来ている。
- 彼は主人公と話しに来ている。
という、気持ちの「ズレ」が
終電の時間 人の悪口
という具体的な言葉で、切なく描かれています。
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