【あいみょん】の
「GOOD NIGHT BABY
(グッドナイトベイビー)」について
MVと歌詞の意味を徹底的に
考察、解説していきたいと思います。
本楽曲はスポーツブランド リーボックのカジュアルライン「Reebok CLASSIC」とのコラボ曲になっています。
歌詞では、男女間のもどかしさや
駆け引きが表現されています。
圧倒的な描写力を誇るあいみょんが描く、男女間のもどかしさ。
是非、最後までご覧ください！
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楽曲名「GOOD NIGHT BABY」とは
「GOOD NIGHT」とは
寝る前の「おやすみ」の挨拶で
よくつかわれる表現。
「BABY」とは
若い女、かわいい人、恋人
という意味になっています。
この楽曲名が歌詞の内容と
どう関与しているのでしょうか。
MVの意味・解釈
MVはミラーレイチェル智恵
が監督を努めており、
どこか夢⼼地のような
ふわふわした印象を放つ。
また、⻘春や男⼥間のもどかしさや
「楽しいことはあとにとっておく！」
という⼥の⼦らしい思想
をも映像で表現しています。
メロディーでは、
⼥の⼦が持つ“儚さ”と”妖艶さ”を
瑞々しいポップな曲調で演出しています。
あいみょんは当楽曲について
今、⼿を伸ばせば掴めそうな⼩さな幸せをぐっと堪えて、「また、明⽇。」と伝えれば「また明⽇」がちゃんとやって来てくれるような気がする。好きな⼈とのドキドキを後回しにして、ワクワクする夜を。そしてまたすぐ会いたくなる無限のループにはまってしまう。そんな恋愛も、素敵×100です。
今回レイチェルさんとご⼀緒するのは3回⽬で、スタジオでの撮影は初めてでした。いつも楽曲を⾯⽩い⾵に捉えてくれて、かといって消して間違いではなく、今回もレイチェルさんならではの幻想的な空間を作り上げてくれて。⿊、⽩、⻘、3つの世界、楽しかったです。アイスクリーム9個⾷べました。
とコメントしています。
では、本題の歌詞に迫っていきます。
歌詞
さよならの後が 心地いいように
キスはしないでおこう
ふたりきりだけどさよならの後に
会いたくなるように
キスは我慢しておこう
goodなnightにしなよbabyと吐き捨てたくせに
恋しくなるのは僕さ
息切らし走る 君が手を振る
今日が終わってくほらもう君に会いたくて
恋しくてこのまま
走り始めた
スタート地点に戻って
後ろ姿の君を見るだけでもいいのさ
愛してる人の後ろ姿にまた
恋するのさbaby街を歩こうか どこまで行こうか
耳にタコな話して ふたりきりでどうだ落ち着け 落ち着け
冷静を装って
キスは我慢しておこう
goodなnightにしたいよ今日はと吐き捨てたかった
でもカラダは馬鹿正直で
息を飲み歩く 君は笑ってる
時が止まりそうだほらもう君に触れたくて
恋しくてこのまま
手を引き寄せても
いいかな なんて考える
後ろ姿の君が 手を振り笑う君が
愛しい人だと 強く頷いた
君が好きだこれからの僕らの 未来に期待したい
いつか叶えたい 夢ばかりの今を
とりあえず君と過ごしたいほらもう君の横顔が恋しくて
このまま 抱きしめた勢いで
なんて考える
後ろ姿の君が 手を振り笑う君が
愛しい人なんだ まだまだずっと
これからもずっとずっと
大切さほらもう君に会いたくて
恋しくてこのまま
走り始めた スタート地点に戻って
後ろ姿の君を 見るだけでもいいのさ
愛してる人の 後ろ姿にまた
恋するのさbaby
Good night baby
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歌詞の意味・解釈
１番
さよならの後が 心地いいように
キスはしないでおこう
ふたりきりだけど
上でも述べましたが、本楽曲は
男女間のもどかしさ
女性が持つ儚さや妖艶さ
が、あいみょん独自の描写力で綴られています。
歌詞で登場する人物は
僕 と 君
で、主人公は男性であるように思えますが
女性が持つ儚さや妖艶さ
を表現している事から、
主人公は女性であることが分かります。
もしくは、どちら目線でも楽しめるように、敢えて「僕」なのかも知れませんね。
さよならの後が 心地いいように
キスはしない
とありますが、2人はどのような関係なのでしょうか。恋人関係、はたまた主人公の片想いでしょうか。歌詞を追っていきます。
さよならの後に
会いたくなるように
キスは我慢しておこう
goodなnightにしなよbabyと吐き捨てたくせに
恋しくなるのは僕さ
息切らし走る 君が手を振る
今日が終わってく
夜道でお別れをする
主人子と君の情景が目に浮かびます。
会いたくなるように
つまり、新鮮なドキドキ感を保てるように、
敢えてキスをしない
距離を縮め過ぎないのです。
そうすることで
ワクワクする夜を迎えることができる
と言っています。
ここまでを見ると、
ふたりは恋人関係であるように思えますね。
サビ１
ほらもう君に会いたくて
恋しくてこのまま
走り始めた
スタート地点に戻って
後ろ姿の君を見るだけでもいいのさ
愛してる人の後ろ姿にまた
恋するのさbaby
敢えて、距離を置くバイバイをしたことにより、目論見通り、君への愛しさが溢れます。
スタート地点に戻って という言葉が、愛しさの度合いを表します。初々しい気持ちのままであることを連想させます。
後ろ姿を一歩的に見るだけで満足してしまうほど、その愛は大きいのです。ドキドキを後回しにした結果でしょう。
２番
街を歩こうか どこまで行こうか
耳にタコな話して ふたりきりでどうだ
耳にタコとは、
同じことをうんざりするほど
何度も聞かされて参るさま。
敢えて、距離を縮め過ぎない主人公。
しかし、その本心は思う存分ふたりきりの時間を満喫したいのです。
落ち着け 落ち着け
冷静を装って
キスは我慢しておこう
goodなnightにしたいよ今日はと吐き捨てたかった
でもカラダは馬鹿正直で
息を飲み歩く 君は笑ってる
時が止まりそうだ
単調に解釈すると、１番と同じように、君へのほとばしる気持ちを抑えることで、更にドキドキする夜を迎えようとする、かわいらしい主人公の目論見が描かれています。そしてラストサビまで一貫して、そのような情景が描かれていきます。
しかし、解釈の幅を広げるために
敢えて、可能性として挙げたいのが
主人公の片想い説。
です。
カラダは馬鹿正直で
息を飲み歩く 君は笑ってる
時が止まりそうだ
という歌詞からは、
主人公と君の愛欲の差が伺えます。
可能性としては低いと思われますが、恋人関係のふたりではなく、実は関係を壊したくない(片想いでもいいからずっとドキドキしていたい)主人公の片想いソングであると考えると、一気に切ない歌へと様変わりします。
ここからは、恋人関係ではなく
友達以上、恋人未満のふたりである
と仮定して歌詞を追っていきます。
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