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【あいみょん/ハート】歌詞の意味を徹底解釈!ドラマ主題歌から見える彼女の現在地とは。

【あいみょん】「ハート」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

注目ポイント

✔ ドラマ「ハンオシ」との関係

✔ 等身大の感情表現

✔ あいみょんの普遍的な魅力

 

骨助
骨助

歌詞に注目しながら、あいみょんさんが愛され続ける理由を紐解いていきます。ぜひ最後までお読みください…!

 

 

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ドラマ「ハンオシ」主題歌

今回紹介していく「ハート」はTBS系ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」の主題歌として製作された楽曲です。

2021年10月20日には楽曲の先行配信が開始されており、11月24日にはCDシングルとしてリリースされることも発表されています。

 

ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」は同名マンガを実写化した作品。

そのタイトル通り、独身を謳歌していた明葉と ”既婚者” の肩書を欲していた柊の偽装結婚を描いたラブコメディとなっており、ヒロインの大加戸明葉を清野菜名さんが、百瀬柊を坂口健太郎さんが演じています。

 

あいみょんさんは楽曲について

一度書いた歌詞を書き直す作業は今までしてこなかったんですが、この曲は何度も何度も歌詞を読んで、歌ってみて、また書き直して。
可愛くなりすぎず、不恰好になりすぎない、そんなハートを描けたらと思い、言葉の微調整を繰り返しました。
ハートって上は丸いくせに下は尖ってる。可愛いのに痛そうで不思議な形だなと思います。
本当は歪な関係を表すマークなのかも…!
ドラマで楽曲が流れるのも本当に楽しみです。
チームハンオシの皆さん宜しくお願いします! 歪な関係(?)楽しみです。
ハートも宜しくお願いします♡

とコメントされています。

 

何度も何度も歌詞を書きなおして、彼女の思い浮かべるハートの形を描いたという今回の楽曲。

この記事では、その魅力をじっくり紐解いていきます。

 

骨助
骨助

さっそく歌詞を見ていきましょう!

歌詞

伝えることが難しいこと
近くにいればいるほど
なんだか胸が痛い
眠たい夜に眠れないこと
予測できない帰りを待ってる私がいる

ひとつになる度、期待すること
近くにいればいつかは待ってる?
柔い時間
見過ぎた理想と笑われたこと
私の隅で小さく高鳴ってる
未来が泣く

さようならは嫌
わがままかしら?
ただ貴方の、貴方の心を奪えたら…

寒さに負けないような
ぬくもりで貴方のことを
温めてあげられる
自信のある恋ばかりじゃないけれど
私のこの眼に嘘がないこと
解って欲しい
きっと これは恋の始まり

伝えれば済むと分かってること
「遠くに行かないでよ」
って少し、胸が言いたい
寝つけない夜に 暴れ出す鼓動
私の中溢れ出す愛情で
締め付けたい

ずっと笑っているのも
起きてすぐ描くアイラインも
ただ貴方に、貴方に認めて欲しいから

誰にも負けないような
ぬくもりで貴方のことを
抱きしめてあげられる
自慢できるほどの恋はしたことがないけど
私は貴方を

たまに怒らせたりして
優柔不断に泣いて
貴方を困らせる天才だね
でも、ふたり結ばれてから
始まる恋もあるよ?
だから 今日も 貴方を想ってる

寒さに負けないような
ぬくもりで貴方のこと
温めてあげられる
自信のある恋ばかりじゃないけれど
私のこの眼に嘘がないこと
解って欲しい
きっとこれは恋の始まり
きっとこれが恋の始まり

 

作詞:あいみょん

歌詞の意味・解釈

1番

伝えることが難しいこと
近くにいればいるほど
なんだか胸が痛い
眠たい夜に眠れないこと
予測できない帰りを待ってる私がいる

あいみょんさんのコメントにもありましたが、今回の楽曲は「可愛くなりすぎず、不恰好になりすぎない、そんなハートを描けたら」という想いをもって恋を描いた楽曲となっています。

 

ハートマークが「可愛いのに痛そうで不思議な形」であるように、ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」の内容もそう綺麗な純愛ではありません。

何の面識もなかった二人が、ひょんな事情で会ってすぐ結婚することになっただけ。

お互いに愛し合って結婚を決めたわけではないのです。

 

《予測できない帰りを待ってる私がいる》

単純な恋愛の形ではきっとないけれど、それでも貴方を好きになってしまった私が確かにいる。

何もドラマのストーリーに限った話ではありませんが、そんな満たされきれない歪な恋愛関係がこの楽曲では歌われています。

 

ひとつになる度、期待すること
近くにいればいつかは待ってる?
柔い時間
見過ぎた理想と笑われたこと
私の隅で小さく高鳴ってる
未来が泣く

ここまで来ればもうはっきりしていることですが、どうやらあいみょんさんの思い描く “ハート” の形は「愛してる♡」みたいな満たされた形では決してないようです。

 

いつか幸せが訪れるかも、なんて少し期待して、笑われて、絶望して。

上は丸いのに下は尖っている。可愛いのに痛そう。

「本当は歪な関係を表すマークなのかも…」と本人が語っているように、決して順風満帆ではない、彼女の思い描く “ハート” の形が、そのまま繊細に描き出されていきます。

 

さようならは嫌
わがままかしら?
ただ貴方の、貴方の心を奪えたら…

《さようならは嫌》と歌った直後にすぐ《わがままかしら?》と自問が来る辺りにあいみょんらしさを感じずにはいられません。

整理しきれない感情にそのまま言葉という形を持たせたような、等身大でまっすぐな感情表現

あえて飾ったり言い換えたりしない素朴さに安心感すら覚えてしまいます。

 

《ただ貴方の、貴方の心を奪えたら…》

「奪えたら」という言葉の裏には、残念ながら今は一方通行の恋であるという悲しい現実が潜んでいます。

 

サビ1

寒さに負けないような
ぬくもりで貴方のことを
温めてあげられる
自信のある恋ばかりじゃないけれど
私のこの眼に嘘がないこと
解って欲しい
きっと これは恋の始まり

サビでも、”貴方” を思う女性の気持ちが嘘偽りなく表現されています。

《自信のある恋ばかりじゃないけれど 私のこの眼に嘘がないこと 解って欲しい》

恋の始まりの、まっすぐで無垢な恋心。

 

こうした歌詞を見ていると、相変わらずあいみょんさんの書く歌詞はいつも等身大で、どこまでも身近なものなのだと感じさせられます。

これだけの国民的ミュージシャンになってもなお、すぐそばにいるかのような親近感を感じられる純真さこそが彼女の魅力であり、愛され続ける理由なのでしょう。

 

骨助
骨助

2番ではあいみょんさんの美しすぎる感情表現を味わえます。

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