2番
分かることなど幾つも無い
分かりたくもないこともいっぱい
難しく絡み合う世界で
胸を張って言える事
絡まったままのこのイヤホン
一瞬でほどくような魔法
それが君だとか言ったなら
鼻でまた笑われてしまうかな
- 突然の事態
- 揺れ動く自分の感情
- 予測不可能な君の情動
すべてに脳が追いついていない主人公
君に本当に好意があるのかわかないから
分かることなど幾つも無い
とあり、
もしも単なる遊びだったら怖いから
分かりたくもないこともいっぱい
とあるのでしょう。
自分では抱えきれない複雑な感情を
難しく絡み合う世界
絡まったままのこのイヤホン
という言葉で比喩しています。
その難解な感情の行先は
悔しくも「君次第」なのです。
君の掴めない恋の核心に迫るほど
怖いと思ったそんな心が初めてで
なのに君はさ
核心とは、物事の中心となる大切なところ。
君の行動の「真意」を知ることを
主人公は「こわい」とまで思っています。
何がこわいと感じさせるのか?
それは「感情の温度差」
温度差を感じるほど、高まってしまった自分に対して、ケロッとしている君。
そのギャップに耐えらないのです。
心を暴いたときに、高まった感情も、君との関係に対する期待感もすべてが無になってしまいそうで、こわいのです。
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サビ2
なんでそんなにそっけないのさ
そっぽ向いてさ
君の方から誘ったくせに
俺じゃないなら早く言ってよ
そんなに暇じゃないんだちょっと酷いんじゃない
あんまりじゃない
恋が何だかもわからないんだ
君が教科書になってくれるかい
「いいよ」って、君が言うなら
暇はいくらでもあるから
歌詞の内容はサビ1と同じです。
MVでは、サビの前に携帯が鳴り、
君との二人きりの空間から
現実に引き戻されたように音楽が止まります。
と、思うと二人きりの空間も
音楽も同時に引き寄せられます。
もどかしい感情の揺らぎ
を音楽そのものが象徴しているよう。
3番
酔ってなら伝えれるかな
やっぱりそれじゃ駄目なのかな
振り絞るだけの勇気が
僕にはまだあったかな
人間は酔ってしまうと、
理性的な判断能力が低下します。
たくさんの葛藤を抱える主人公。
だからこそ、いっそのこと思考を停止させて、本能の赴くままに伝えたいことがあるのです。
伝えたいことは
君への恋が本物であること
です。
ここ以降の主人公は、何かが吹っ切れたように君を求めていきます。
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