3番
最終列車を待つわ
あなたの帰りはないけど
ここに居るべきではないこと
今全てを飲み込めやしないけど
遠くからみたら あなた幸せそうねでも
痛くて痛くて 全部知ってるから
ここは、少女目線。
あなたの帰りはないけど
ここに居るべきではないこと
とあるのは、ダンスができる少年が戻ってくることは、二度とないと覚悟しているから。
悲しみを乗り越えて、
前を向いた少年は気丈に振る舞っている。
遠くから見たら一見幸せそう。
しかし、一緒に踊ってきた少女は
少年の痛みを一番理解している。
少年少女の関係性を重点的に捉えると、本楽曲「ラストダンス」の正体はとても悲しい物語なのかも知れません。
ラストサビ
あなたは言った消耗品さ
だけど私は まだ考えてるわ
いつかまた こうやって
踊ってやってくれないか辛気を纏った 少年少女
憂さを晴らした イエスマン患者
誰も何者でもないもの
真意を知れば最期になるならさ
舌が乾くまで話そうぜそして僕ら逸話になって
今不確かな笑みを浮かべては
誰も知らなかった物語を今
君に話すから
前半は1サビと同じですが
最後にフレーズが追加されています。
ここの解釈がおそらく重要。
結果から言うと、
この部分の歌詞の登場人物が指すのは
- 僕ら→ドラマツルギー、ナンセンス文学、アウトサイダー、ラストダンスの少年少女
- 君→曲を聴く私たちリスナー
と、解釈しました。
僕ら逸話になって
は、少年少女からなるストーリーが
楽曲として残っていく事を指して、
君に話すから
は、それがリスナーに伝わっていくことを指す。
だから、最後のMVはこうして黒幕(白幕)の手から、人間(私たちリスナー)の手に、楽曲が詰められた本が渡されている。
感想
いかかでしょうか。
あくまでも幅広い解釈の一つでしたが、今までの集大成と言いますか、非常に感慨深い内容であったかと思います。
MVでも曲調でも歌詞でも、今までのEve楽曲の要素がふんだんに盛り込まれてて、共通点を見つける度に興奮してしまいました。
いい締めくくり。ラストダンスでした、、、
時間がある方はこちらもどうぞ。
【Eve/ラストダンス】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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コメント
鳥肌たった
つまり、Eveさんが黒幕と
そこまで深い意味があるのかと思うとやっぱりEveさんって天才なんだなと思う。いつかまたってあるし、ニコニコに帰ってくるのかな。ラストダンスはEveさんにとって1つの区切りとなるような曲だと思う。
よく考えたら最新アルバムのsmileってニコニコを表してんのかな。もうすぐ帰ってくるのかも。
考察すればずるほど異文化の世界に惹き込まれてしまいますよね、Eveさんの楽曲は。
ラストダンスってそのまんまの意味ではなくて一般的にはSexの隠語だったはず
歌詞も深いし、曲も神とか神かよ(語彙力)