2番
優柔不断な僕等
焦燥に溺れた声が
この胸に響くことなど
最初から信じてはいないがずっとこうやってたいな
そう思えば楽になって
いつの間にか終わってしまうわ
逃げ出したことに後ろめたさを感じながらも
「ずっとこうやってたいな」
と思えるほど自由な日々を繰り返します。
しかし、これも長くは続きません。
救いようのないバケモノなの
それでも信じたいんだ
ああしょうがないな
ほっとけない僕が嫌いなのさ
ここで再びオレンジ髪の主人公視点。
ああしょうがないな
ほっとけない
これは青髪の主人公(過去の自分)
を想って生まれる情動です。
なぜこのような想いが生まれるのかと言うと、後々平和な世界(青髪の主人公の世界)が爆撃に合うから。
未来人であるオレンジ髪の主人公は、
過去の自分を助けにいくことを決意する。
サビ2
ダーリン ダーリン 愛しておくれ
夢にみた 日々は僕の証だった
冗談で言ったんじゃないと
皆嗤っていたんだ
こんな街からさようならダーリン ダーリン 示しておくれ
今夜だけ そうさ今がその時なんだ
最高の舞台にしようぜ 胸の高鳴る方へ
喜劇的な世界が幕を開ける
このサビのタイミングで一瞬映される上の映像。
オレンジ髪の主人公と
青髪の主人公の時間軸が重なった
ことを意味するのではないでしょうか。
また、同一人物説を
有力にするポイントでもあります。
同じ時間軸に存在することに成功したのです。
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3番
最終章の合図だ
後悔はないか 君の出番の時のようだ再上映はないから だから行かなくちゃ
もう目を背ける事はないから
遂にやってきた世界崩壊のとき。
君=オレンジ髪の主人公
青髪の主人公を救う出番がやってきたのです。
再上映はない
つまり、「人生二度はない」
後遺症によって好きなこともできなくなったオレンジ髪の主人公は、青髪の主人公に同じ未来を辿って欲しくないのです。
だから行かなくちゃ
に込められた想いが強いですね。
ちょっと先の未来を
君と話がしたいんだ
つらくて笑ったあの日も
言えずにしまった想いもこの先僕らはずっと
不完全なままだけど
思い出の中にもう帰らないように
ここの君=青髪の主人公
オレンジ髪の主人公は未来人だから
この先に生まれる出来事を知っている。
このタイミングで流れる
このようなMVのシーンは、オレンジ髪の主人公が過去に経験したものなのでしょう。
爆撃を受けるシーン。
思い出の中にもう帰らないように
つまり
このような悲劇を繰り返さないように
という想いが込められているのです。
続いてラストサビです。
物語はいよいよクライマックスを迎えます。
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コメント
素晴らしい解釈を有難うございます。YouTubeのコメ欄で見た途切れ途切れの考察が、これを見てがっちりと繋がって鳥肌でした笑 オレンジ髪の子のなんとも言えない感情に抗っていく姿は、心を打たれました。
コメントありがとうございます。
物語性に富んだMVなだけあって辻褄が合ってくるときは、胸が熱くなりますよね。解釈幅が広い中の1考察ですが、ポジティブな感想に感無量です。
この解釈を見て青髪の主人公は女の子なのでは?と思いました。MVの所々にセーラー服を来てるシーンがあったからですね。そうなると未来の世界ではオレンジ髪の主人公は後遺症が残っただけで青髪の子(彼女?)は死んでしまった(?)から過去に飛び助けに行こうとするボーイ・ミーツ・ガールな作品なんだと自分は思いました。