2番
ディープな世界 夜は魔界
暗いルームではルールなんてない
君のさりげない相槌だって
僕は見逃さない
イエスかノーかは別として
君の声仕草が物語る
心踊る 夜彩る 指が触れるもしも今2人の指先が強く絡み
熱く離れないと分かったなら
サビ1の解釈以降、官能的な歌詞からは卑猥な要素よりも純愛の方が色濃く伝わってくるのではないでしょうか?
確かに
- 「ディープな世界」→二人が深く絡まる世界
- 「夜は魔界」→魔が差した(本能的な)男女
など情欲を湧き立てるような情景が綴られているのは間違いない。
しかしそれよりも「君のさりげない相槌」や「君の声仕草」を聞き逃さない主人公から、真摯的な愛がとめどなく伝わってくる。
溢れんばかりの愛の中、2番のBメロは
指と指が絡まっていくシーン
で締められていきます。
一本のドラマを見ているような気分になってきました。
サビ2
溶かして 燃やして 潤してあげたい
次のステップは言わずもがな分かるでしょう
君とダンス 2人のチャンス
夜は長いから
繋いでいて 焦らないでいて
言葉にせずとも次のステップを理解し合っているのは、身体だけではなく心も重なっている証。
二人は心と体を重ね合わせたまま、長く一緒にいたい気持ちを「夜は長いから」と正当化させ、儚い夜の中で更に愛を深めようとしているのです。
個人的にサビ2の歌詞がめちゃくちゃ好きです。「言わずもがな」という表現がが特にかっこいい。
3番
甘いアイスクリーム
体温を上げる小さなスクリームが
ラブリー 耳元を狂わすよラブリー
淡いルームライト
ピンクの頬が杏色に照らされて
スパンコールのように弾けて
じっくり時間をかけて注いだ愛。
最後はお互いの愛情が爆発します。
ピンクの頬が杏色に照らされて
とあるように二人の興奮はもはや絶頂状態。
スクリームは、叫び声をあげることを表す。
スパンコールは、穴の空いた金属やプラスチックの小片のこと。
スパンコール
男女の夜からの「叫び」というと何を意図するのかは容易に解釈できるのですが、「スパンコール」がどうしても引っかかる。ここでスパンコールの効果や使用目的を調べてみたところ
スパンコールは、光を反射させるために使用する服飾資材。
とあった。
つまり
光を映すキラキラしたもの
ということです。
「絶頂を迎えた二人のキラキラしたもの」
そう考えると「スパンコール」は
主人公目線で映る君の姿
なのではないかと解釈致しました。
何より時間をかけて丁寧に愛情を注いだ君とのクライマックスです。君を大切に想う主人公にしか見れない最後の瞬間は、言葉にできないほど美しく輝いていたのではないでしょうか。本当は溢れ出した愛液が光っているのだと思っています。
感想
「満月の夜なら」
歌い出しからラストまで心地良いテンポが続き、初めて聴いた時はそれだけで惹き込まれたものですが、歌詞を読み取っていくことで更に楽曲愛が深まりました。
主人公が君に向けたような愛情って本当に好きじゃないと注げないものですよね。とても下心だけでは丁寧な愛は表せない。真摯的な愛情にドキドキするような気持ちで考察を進めさせていただきました。
【あいみょん/満月の夜なら】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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コメント
私は違う解釈をしています。
「君のアイスクリーム〜ぬるくなったバニラ」は本当はこの曲の最後にくるフレーズだと思います。お互いの意志が重なり、結ばれた最後に、キスとは違う本当のエロス(彼女の愛○)の意味だと思います。あと、触れられてなかったのですが、曲の最後のアッアッあー、アッアッアー、あーあああーは結ばれた時の声だと思ってます。あいみょんの声を聞いて感激してます。
でも、あいみょんはその人の感じるままでいいので、正解はないと言ってますよ。