2番
Tired soul
Dying hope
I guess I’m running out of road
I guess I’ve got nowhere
死にゆく希望
僕に道など残されていないのだろう
もう何処にもたどり着けないのだろう
2番でも1番同様、剣心の耐え難い苦しみが綴られていくこととなります。
既にお気付きの通り今回の楽曲の歌詞は、圧倒的に絶望や悲しみを描いたパートが多い楽曲となっています。
「辛いけど忘れて頑張ろう」なんて楽観的な歌詞は全くありませんし、サビでもただ「壊れた優しい心を打ち砕く」と繰り返すだけ。
本当に剣心のような、深い闇の中で葛藤しながらもそれでも前に進まなければならない、そんな人の心に寄り添った楽曲になっています。
そんな世界観の楽曲をミディアムバラードとして、ポップで多くの人の心に響く楽曲に仕立て上げたワンオクのパワーには感嘆するばかりです。
3番
もう消えそうで
弱り切った声で
また振り払って
でも feels like I’m in hell
I’m in hell
ここで日本語詞が登場。
日本語と英語詞を巧みに織り交ぜた作詞手法はもはやワンオクの代名詞的な存在です。
ここであえて日本語詞を登場させた目的は、その後に続く英語詞との対比でしょう。
弱り切った声で、なんとか心に降りかかってくる悲しみや苦しみを振り払う。
でも《feels like I’m in hell I’m in hell》
どれだけ踏ん張ったところで、「地獄の中にいるみたいだ、ここは地獄なのだ」と。
いかに彼が追い込まれているのかがまじまじと伝わってきます。
ラストサビ
Sometimes I just wanna quit
Tell my life I’m done with it
When it feels too painful
Sometimes I just wanna say
I love myself but not today
When it feels too painfulI smash my broken heart of gold
I smash my broken heart of gold
最後のサビの歌詞も、これまでのサビの歌詞と同じです。
《I smash my broken heart of gold》
壊れた優しさなど打ち砕く。
誰かを切り捨てることで壊れてしまった優しさなどもういらない。
そう歌い上げる今回のロックバラードは”人斬り抜刀斎” 剣心の葛藤と決意に寄り添うものであり、剣心のように苦しみながらも突き進む誰かを力強く応援するものでした。
『るろうに剣心』という物語の最期を飾るにふさわしい、鮮烈な楽曲。
【ONE OK ROCK/Broken Heart of Gold】
歌詞の意味の解釈でした!
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