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【ONE OK ROCK/Stand Out Fit In】歌詞(和訳)の意味を解釈!MVとリンクするメッセージが深すぎる!

【ONE OK ROCK(ワンオクロック)】

「Stand Out Fit In
(スタンドアウトフィットイン)」
について

MVと歌詞(翻訳)の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

タイトルが持つ真の意味にも必見です。

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楽曲名「Stand Out Fit In」とは

「Stand Out Fit In」とは

はみだして、なじめ。

という意味になっています。

対照的な意味を持っていますね。

歌詞中にもたくさん出現する

“Stand Out Fit In”

この楽曲名、歌詞の内容から

何を伝えたかったのでしょうか。

曲に込められたTakaの想い

一度でも視聴した方は分かると思いますが、今回紹介する「Stand Out Fit In」は歌詞もMVの内容もかなり意味深です。

本楽曲についてTakaは

“今回の曲のタイトルは「Stand Out Fit In」Stand OutとFit In。対照的な意味が並んでいますが、ぼくらの曲にのせるイメージも、世界に行く前の単純さとは少しずつ変わってきています。
自分が海外に出て生活していると、様々なテーマに直面する。そこに目を向けて、よく考えてみて。それを、僕らが今までやってきた「夢」とか「前に進んでいくんだ」という熱いものと、ちゃんと掛け合わせてみようとしています”


“例えば、今の時代は「数」が簡単に「力」に変わってしまう。でも、だからこそ僕は、結局は「人間、個人」が本質だと思いたい。そうであってほしい。言語や育ちや心の中も、それを表に表すか、我慢できるかなどなども、一人ずつ違う。じゃああなたが何者であるか、どう思う人間なのか。そこを大事にしたい。そんな気持ちを英語と日本語で、うまく書けたらいいなと思ってトライしました”

とインタビューコメントをしています。

言葉一つ一つに「重み」がありますね。

  • 海外で直面したテーマ
  • 言語や育ちや心の中の違い
  • あなたが何者であるのか

というのは、本楽曲を深堀りしていくうえで、絶対に押さえておきたいポイントです。

続いてMVに焦点を当てていきます。

MVの意味・解釈

MVの主人公は、欧米で生活する、
見た目の違うアジア系の子供。

時節は、少年時代→青年時代→少年時代

と、描かれている。

実は今回紹介する

「Stand Out Fit In」

歌詞とMVの内容が深くリンクしています。

そのため本楽曲に関しては、歌詞の意味・解釈に合わせて、MVの情景やメッセージ性も同時解説していきます。

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歌詞(和訳)

I know they don’t like me that much
(僕は嫌われ者)
Guess I don’t dress how they want
(見た目が違うから)
I just wanna be myself, why?
(でも ありのままでいたい)
Can’t be someone else
(僕は僕だから)

Try to color inside their lines
(誰かが敷いたレールに乗って)
Try to live a life by design
(生きるなんてできない)
I just wanna be myself, why?
(ありのままでいたい)
Can’t be someone else
(他の誰かになんて)
Be someone else
(なれないよ)

They yell, they preach
(彼らは口うるさく言ってくる)
I’ve heard it all before
(何度も)
Be this, be that
(ああしろ こうしろと)
I’ve heard it before
(何度も言われて)
Heard it before
(もう うんざりだ)

Big boys don’t cry
(男は泣くな)
Shoot low, aim high
(現実を見て 夢を持て)
Eat up, stay thin
(よく食べ 健康であれ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Good girls don’t fight
(女は争わず)
Be you, dress right
(見た目もきちんと)
White face, tan skin
(心は白く美しく)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

同じことの繰り返しで
飽き飽きしている日々
ただ自分らしくありたい
ありのままで
Can’t be someone else
(僕は僕だから)

They yell, they preach
(彼らは口うるさく言ってくる)
I’ve heard it all before
(何度も)
Be this, be that
(ああしろ こうしろと)
I’ve heard it before
(何度も言われて)
Heard it before
(もう うんざりだ)

Big boys don’t cry
(男は泣くな)
Shoot low, aim high
(現実を見て 夢を持て)
Eat up, stay thin
(よく食べ 健康であれ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Good girls don’t fight
(女は争わず)
Be you, dress right
(見た目もきちんと)
White face, tan skin
(心は白く美しく)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

I am who I am, no matter what
(僕は僕だ 何があろうと)
Never changing, no matter what
(決して変わらない 何があろうと)
No matter what
(何があろうと)

Big boys don’t cry
(男は泣くな)
Shoot low, aim high
(現実を見て 夢を持て)
Eat up, stay thin
(よく食べ 健康であれ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Good girls don’t fight
(女は争わず)
Be you, dress right
(見た目もきちんと)
White face, tan skin
(心は白く美しく)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

Big boys don’t cry
(男は泣くな)
Shoot low, aim high
(現実を見て 夢を持て)
Eat up, stay thin
(よく食べ 健康であれ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Good girls don’t fight
(女は争わず)
Be you, dress right
(見た目もきちんと)
White face, tan skin
(心は白く美しく)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)
Stand out, fit in
(はみだして なじめ)

utaten.com

ざっくり把握できましたか?

それではお待たせ致しました。

徹底的に歌詞・MVに迫っていきます。

歌詞の意味・解釈

1番

I know they don’t like me that much
(僕は嫌われ者)
Guess I don’t dress how they want
(見た目が違うから)
I just wanna be myself, why?
(でも ありのままでいたい)
Can’t be someone else
(僕は僕だから)

youtube.com

欧米の学校に通うアジア系の少年(主人公)

僕は嫌われ者 とあります。

主人公は、現地の子から
毛嫌いされているのです。

なぜなら、「見た目が違うから」

これはTakaさんがインタビューで述べていた、海外で直面したテーマが基になっています。テーマの内容は「人種」といったところでしょうか?

逆境の中ですが、“ありのままでいたい”という強い意志を持つ主人公は、耐え忍んで学校生活を送り続けています。

Try to color inside their lines
(誰かが敷いたレールに乗って)
Try to live a life by design
(生きるなんてできない)
I just wanna be myself, why?
(ありのままでいたい)
Can’t be someone else
(他の誰かになんて)
Be someone else
(なれないよ)

youtube.com

育ちが違うため、主食も当然違います。

ご飯や麻婆豆腐など、日本に住む私たちにとっては当たり前の食事を摂る。しかし、周りの生徒はその様子が理解不能。自分たちと違う主人公を忌み嫌う。

“ありのままでいたい”

それだけなのに、それが否定される。

別に現地の子たちが悪いわけじゃない。自分の常識から逸脱した行動を不気味に思うのは人間の本性。切っても切り離せない本性、致し方ない分、余計に厄介な問題なのです。

They yell, they preach
(彼らは口うるさく言ってくる)
I’ve heard it all before
(何度も)
Be this, be that
(ああしろ こうしろと)
I’ve heard it before
(何度も言われて)
Heard it before
(もう うんざりだ)

youtube.com

実家(欧米の)は飲食店。

仕事の手伝いも勉強もこなす真面目な主人公。

ああしろ こうしろ

と、型にはめ込んでくる周りの人たち(現地の人)に影響されず、自分のやるべきことを成そうとしています。

少年時代の主人公は

「自分の意志」を強く持っているのです。

サビに移ります。

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コメント

  1. REdd より:

    事故後に現れた人物は変面という中国の伝統芸能で、周りに馴染む為に様々な仮面を身につけている主人公の象徴だったのではないでしょうか。
    どんなに仮面を付け替えても中身は変わらないから、どうせならありのまま正直に生きようというメッセージをこの曲とMVから感じました。

  2. 1オク より:

    素晴らしい和訳、解説ありがとうございます。
    今後ともよろしくお願いいたします……

  3. ひろし爺 より:

    なるほど 奥が深い歌ですね たまたま今日は公休でテレビつけたら流れてたのを見いってしまい(笑)Webで歌を調べてたらここに着きました。長年フラフラした人生を歩んだ中年にはぐさりとささる和訳でした

  4. 名無し より:

    訳が違う。サビの部分は正反対の言葉を並べているのが皮肉めいて面白いのに。

    大きい少年は泣かない
    低く打ち 高くを狙う
    たくさん食べて 細いまま
    目立って 周囲に合わせる
    良い少女は争わない
    あなたらしく 正しい服装で
    白い顔 日に焼けた肌
    目立って 周囲に合わせる

    直訳だけど、ニュアンス的にはコッチだと思います。

  5. 名無し より:

    要するに、人はどのようにでも生きられるけど、他の誰かにはなれないのだから、自分らしく生きればいいというメッセージだと、自分は思いました

    • サルーsalute より:

      コメントありがとうございます。
      恐縮ですが、本記事の和訳はONE OK ROCKの公式MVから引用させて頂いております。
      そのため、和訳に誤りはないと思います。

      ただ、名無し様の解釈も面白いですね。
      一つの楽曲から複数のメッセージを受け取れるのも、本楽曲の魅力の1つだなと改めて感じました。ありがとうございます。

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