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【YOASOBI/三原色】歌詞の意味を徹底解釈!原作『RGB』のストーリーと合わせて詳しく解説。

気づけば空は白み始め
疲れ果てた僕らの片頬に
触れるほのかな暖かさ
あの日と同じ様に
それぞれの日々に帰る

少年少女のように夜を遊びつくし、気づけば白み始める東京の空。

ここも原作のシーンそのままです。

一晩でちょうど溜まっていたすべてを話してしまったように口数の少ない3人と、それを照らす朝日。

 

再会の後、3人は別々の日常に帰っていきます。

離れ離れになったあの日と同じように、それぞれの日々に帰っていくだけ。

だけど3人の根っこでつながっていた関係はこの日、再び確かに動き始めたのでした。

 

ラストサビ

ねえここまで歩いてきた道は
それぞれ違うけれど
同じ朝日に今照らされてる
また重なり合えたんだ

3人は登ってきた朝日を見つめます。

再会する前にそれぞれ同じ虹を眺めていた3人。だけど虹の色は重なり合っていません。

3人の気持ちはバラバラでした。

 

だけど今は再会する前に虹を見た時とは違い、同じ場所で、同じ気持ちで朝日の白い光に照らされています。

朝日の白は、Red,Green,Blueの三原色を重ねた色です。

 

疎遠になり、それぞれの道を歩いてきた3人の人生が、15年の時を経て再び重なり合う。

そんな感動的なワンシーンを象徴的に描いた歌詞となっています。

 

どこかで途切れた物語
僕らもう一度その先へ
話したいこと
伝えたいことって
ページを埋めてゆくように
ほら描き足そうよ、何度でも
いつか見上げた赤い夕日も
共に過ごした青い日々も
忘れないから
消えやしないから
緑が芽吹くように
また会えるから

どこかで途切れてしまった物語のその先へ。

 

《いつか見上げた赤い夕日も》

《共に過ごした青い日々も》

《緑が芽吹くように》

三原色を用いた描写を使いながら、楽曲はクライマックスを駆け抜けていきます。

 

物語は白い朝日から始まる
「また明日」

物語は3人の色が重なり合ったとき、人と人とが出会った瞬間にはじまります。

そしてたとえ途切れてしまったとしても、不思議なことに再び出会った瞬間にその物語は再生し、次の1ページが描き出されていきます。

 

《また明日》

 

原作にはこんな言葉が綴られていました。

「きっとこの先、この再会のことも忘れてしまうくらい仲良くなったり、気づいたらまた会わなくなったりするのだろう。でも、きっとそれでいいのだ。人と人とのつながりによって織りなされる物語は、きっと終わることはない。そして、きっと消えることもない。近づいたり離れたりを繰り返しながら、僕たちはいろんな人とつながりながら生きていく。」

 

今離れ離れの人とだって、物語は終わってなんかいなくてきっとまた笑い合える日が来る。

そんなことを思わせてくれる素晴らしい楽曲でした。

 

【YOASOBI/三原色】

歌詞の意味の解釈でした!

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コメント

  1. 明日見ゆうら より:

    自分の考えだけでなく、他の視点から考えられて面白かったです!

    • ドラマ大好き より:

      確かにこの記事を書いた人の気持ちを知ることができて面白かったですね。私は、三原色の歌詞がどういう意味でこうなっているのかも歌詞も知らなかったので、知ることができてよかったです。

  2. ドラマ大好き より:

    こういう考察は結構当たるので、ちょっと信じてみたいと思います!私は、今度の運動会で、三原色を踊るので、三原色がどういうのかを知ることができてよかったです!三原色にはこういう意味がある可能性があるっていうのを知れて面白かったです!私は、なかなかどういう意味なのかが考えることができなくて、そういうのかって今納得できました!私は、運動会で踊る曲が三原色と言われて、私三原色の歌詞も知らないし、どういう歌詞がどういう意味なのかも知らないけど大丈夫なのかなって不安になったけど、これを見たのでもう不安はなくなりました!本当にありがとうございます。

  3. たもつ より:

    Bも結婚してたんですか。気づきませんでした

    • 骨助骨助 より:

      記事中に一か所表記ミスがありました。Bは結婚していないはずです、大変失礼しましたm(__)m
      × 作品の中ではBは結婚してしまったわけで
      〇 作品の中ではGは結婚してしまったわけで

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