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【ONE OK ROCK/Save Yourself】歌詞(和訳)の意味を徹底解釈!臆病な現実主義者への宣戦布告。

【ONE OK ROCK】「Save Yourself」について、歌詞(和訳)の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

注目ポイント

✓ タイトルに込められた想い

✓ 現実主義者への宣戦布告?

 

骨助
骨助

待望の新作アルバム収録楽曲。英語詞にどんな想いが込められているのか、この記事では歌詞を和訳しながら読み解いていきます…!

 

 

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「Luxury Disease」収録曲

今回紹介していく「Save Yourself」はONE OK ROCKの約3年半ぶりのニューアルバム「Luxury Disease」に収録されている楽曲。

先行シングルとして6月24日に配信リリースがスタートしており、同日にMVも公開されています。

 

アルバムのタイトル「Luxury Disease」は翻訳すると「贅沢な病」といった意味であり、これは2007年に彼らがリリースした1stアルバム「ゼイタクビョウ」を彷彿とさせます。

今回の楽曲も激しいロックサウンドで構成されており、文字通り当時のONE OK “ROCK” への原点回帰となるアルバムなのではないでしょうか。

 

楽曲には一体どんな思いが込められているのか、ここでは歌詞を和訳しながら考察していきます。

 

骨助
骨助

まずはタイトルの意味に注目しておきます。

楽曲名「Save Yourself」とは

「Save Yourself」は直訳すると「自分を守れ」「自分自身を救え」といった意味。

 

これだけを聞くと「世の中は大変だけれどあなたはあなた自身を守ることだけを考えて」なんて想いのこもった暖かい曲なのかな、なんて想像をしてしまいますが、歌詞を見ていくとどうやらそうではなく、むしろその真逆なのではないか…?とすら私は感じています。

 

骨助
骨助

いったいどういうことなのか、歌詞を見ながら説明していきます。

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歌詞

Save yourself
Love is pain, I know too well
You’ve never felt
Waves this strong
Just save yourself
I learn to sink or swim
But you can’t even dive right in
Save yourself
If you’re drowning in your doubt
Save yourself

I’m caught up in a current babe
Heartbreak games you won’t play
It’s obvious, you don’t need me
That’s ok, drift away

I will trust my fate
You live your truth
I will get over it
It’s obvious you don’t need me
That’s ok, drift away

Save yourself
Love is pain, I know too well
You’ve never felt
Waves this strong
Just save yourself
I learn to sink or swim
But you can’t even dive right in
Save yourself
If you’re drowning in your doubt
Save yourself

嵐から逃げる君と
対象的 非効率的な
僕はまだ挑み続ける
迷いはないこのゲームに

Ah 信じた運命(うそ)
君は君 じゃ真実は何?って
分かれば苦労しないよ
Oh 君も僕もでもまだ

Save yourself
Love is pain, I know too well
You’ve never felt
Waves this strong
Just save yourself
I learn to sink or swim
But you can’t even dive right in
Save yourself
If you’re drowning in your doubt
Save yourself

If you’re drowning in your doubt
Just save yourself

Save yourself
Love is pain, I know too well
You’ve never felt
Waves this strong
Just save yourself
上がるも沈むも
詰まるところ自分次第なら
Save yourself
ここにいるくらいなら
Save yourself

 

歌詞の意味・解釈

Save yourself
Love is pain, I know too well
You’ve never felt
Waves this strong
Just save yourself
I learn to sink or swim
But you can’t even dive right in
Save yourself
If you’re drowning in your doubt
Save yourself

自分を守れ
愛は痛みだって僕は痛いほどわかってる
君は感じたことがないだろう
こんなに強い波を
ただ君自分を守るだけ
僕は沈むか泳ぐかを学んできた
でも君は飛び込むことすらもできない
自分を守っていればいい
疑念に溺れているようなら
自分を守っていればいい

いきなりサビから楽曲はスタート。
この部分の和訳を見れば、「Save yourself」という言葉がどうやら優しい意味では使われていないことがわかっていただけるのではないでしょうか。

 

この楽曲における「僕」は危険を冒してでも挑戦を決して辞めない勇敢な人物で、一方の「君」は現状維持を求める保身的な人物として描かれています。ワンオクの立場は勿論前者でしょう。

僕たちは波に挑み続け、痛みを知り、泳ぎ方も沈み方も学んできた。
でも君は波に飛び込んでいく勇気すらない。
保身に走るばかりで、傷つきはしていないかもしれないが何の経験も積んでいない。

 

《Save yourself》
この楽曲でのこの言葉は、「自分のことは自分で守れ」といった意味ではなく「お前はそこで殻に閉じこもってろよ」くらいのパンチのある言葉であるように感じます。

 

1番

I’m caught up in a current babe
Heartbreak games you won’t play
It’s obvious, you don’t need me
That’s ok, drift away

僕は流れに飲み込まれているんだ
君はやりたがらない傷心ゲーム
当然さ 君に僕は必要ない
わかったからもう、立ち去ってくれ

1番の歌詞では、サビの歌詞を補足するように「君」「僕」の選んだ人生の違いが記されています。

 

何かに挑み続けることで、流れに飲まれ、苦汁を呑まされてきた「僕」。

ワンオクも海外への音楽シーンへの挑戦など、絶えず新たなムーブメントを引き起こし、成功も失敗も味わってきました。

 

一方で「君」は痛みを伴うような挑戦に自ら挑むような真似はしないし、平凡な日常を求めているので何らかの流れに流されて人生を狂わされることもありません。

わざわざ危険を冒して挑戦をしようとする人たちには否定的。

なんでそんなことをするんだ。不快だ。時には口を挟んで来ることもあるでしょう。

 

そんな「君」に「僕」は言います。

「もちろん君に僕は必要ない、立ち去ってくれ」と。

根っから考えが違う人たちに、いちいち構っている暇はありません。

 

I will trust my fate
You live your truth
I will get over it
It’s obvious you don’t need me
That’s ok, drift away

運命を信じる僕と
現実を生きる君
乗り越えてみせるさ
君に僕は必要ない
わかったからもう、立ち去ってくれ

《I will trust my fate》《You live your truth》という歌詞で、「君」「僕」の信念が対比的に描かれます。

「僕」は運命という漠然とした理想を追いかけていて、「君」は現実を生きようとする現実主義者。

 

当然立場が違うのだから、簡単に分かり合えるものでもないでしょう。

だからこの楽曲では、そんな「君」の存在を突っぱねています。

「僕に君は必要ない」ではなく「君に僕は必要ない」と歌っているところにせめてもの優しさを感じます。

 

骨助
骨助

サビの歌詞は冒頭の繰り返しなので割愛し、2番の考察に移ります。

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コメント

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