2番
嵐から逃げる君と
対象的 非効率的な
僕はまだ挑み続ける
迷いはないこのゲームに
2番冒頭は1番の歌詞をまさに日本語に置き換えたような歌詞になっています。
厄介事を避けて平穏な日々を求める「君」と、それとは対照的に、「君」から見れば非効率的な戦いを続ける「僕」。
「ゲーム」という言葉は一番でも《Heartbreak games you won’t play》という形で登場していました。
たとえ非効率的で心を痛めるようなものであっても、「僕」は迷いなくそのゲームに挑み続けます。
Ah 信じた運命(うそ)
君は君 じゃ真実は何?って
分かれば苦労しないよ
Oh 君も僕もでもまだ
一番で《I will trust my fate You live your truth(運命を信じる僕と現実を生きる君)》という歌詞が登場していました。
尖った言い方をすれば、「僕」は嘘かもしれない【運命】という名の理想を追いかけていて、「君」は【真実】を追いかけています。だから「君」は【真実】ではないものを追いかける「僕」を笑おうとします。
でもじゃあ、その【真実】ってなに?
それは「君」も「僕」もわかりません。
信じた運命が嘘なのか、この挑戦が失敗に終わるのかは誰にもわかりません。
でも、まだ【真実】が分からないからこそ、真実ではないかもしれない【運命】を追いかけることに価値があるのではないか。
こんな風に、この部分の歌詞は「僕」が挑戦を続ける理由を描いているように感じられます。
ラストサビ
Save yourself
Love is pain, I know too well
You’ve never felt
Waves this strong
Just save yourself
上がるも沈むも
詰まるところ自分次第なら
Save yourself
ここにいるくらいなら
Save yourself
この楽曲は聴けば聴くほどに、ワンオク自身の信念を歌っているように思えてきます。
日本の音楽シーンをゆうに飛び出して、世界に向けて音楽を鳴らし続けるONE OK ROCK。
彼らのやり方に否定的な声があることは事実だし、現実を見て身の丈に合った規模で活動すればいいのにと批判する人だっていないわけではありません。
しかし彼らはそんな人たちに構っている暇などないのです。
上がるも沈むもつまるところ自分次第。
ならば、黙ってここで人生を終えるくらいなら俺たちは挑戦して前に進んで見せる。
「Save yourself」
現実主義者たちはそこでずっと殻にこもっていろ。
そんな痛切なメッセージが込められた、ワンオクの信念を歌った楽曲なのではないでしょうか。
【ONE OK ROCK/Save Yourself】
歌詞の意味の解釈でした!
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