2番
0.1秒で飽きる毎日が
突然、輝き出したんだ
目が合うだけでも
なぜだか胸が痛んだ
なんの刺激もない、退屈な日々
それが彼女に恋をした瞬間に一変したのです。
目が合うだけで、胸が躍るどころか
それを通り越して痛むのです。
彼女への強い気持ちが伝わってきますね。
空っぽのコルクボードには
どんな写真があったのか気になった
見つめたまま隣で黙っていた
君の犬なりに気を遣ったんだ
ここは彼女の部屋でのシーンです。
恋人との思い出の写真をコルクボードに集めることは、恋人間ではよくあることです。
彼女の部屋にあった、空っぽのコルクボードは、言い換えれば、元彼氏との思い出が詰まっていたもの。
彼女にも過去の恋があったことを思い知らされます。
当たり前過ぎて、考えてなかったこと。それでも、面影を見てしまうと、心が憂いてしまうのです。
しかし、彼女に気を遣って
気持ちを悟られないように心を隠します。忠犬なりに気を遣います。
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サビ2
振り向いて欲しくて
なぜか甘えてしまう
格好つかないよなって笑ってた
合鍵を返して 首輪を外して
ちゃんと言おうって決めてた
なぜか甘えてしまうのは、犬のように甘えると彼女が褒めてくれるからでしょう。
自分で自分を冷静に振り返り、呆れています。
一方的に彼女を想う自分に嫌気がさしてきて、別れを決心します。
細かいことで、いちいち胸が痛む日々が苦しくなってきたのかもしれません。
ラストサビ
君を纏って 頬に触れたって
ただ響かなくて 距離は愛しさを
また髪を切って ふいに風が吹いて
君に言おうって思ってた
夏の匂いがした赤い首輪はついたまま
纏うとは、からませる。身につけるということ
ここでは、彼女のことだけで心を埋め尽くした主人公を、君を纏うという表現で比喩しているのです。
しかし、それだけ彼女を想っても、彼女には響きません。
常に温度差を感じていたのです。
心苦しくなりますよね。
しかし、「好き」が大きいあまりに、その距離感ですらも愛しく思えてしまうのです。
髪を切るは、失恋の比喩でも使われます。
「また」とありますから、別れを告げる決意は今回が初めてではなく、何度も決心しては断ち切ってを繰り返していたことがわかります。
赤い首輪はついたまま
どんなに別れを決心しても
精神的に彼女からは離れられないのです。
一緒にいると心が痛む
一緒にいないのはもっと心が痛む
という、どうしようもない状況に
主人公はお手上げ状態なのです。
感想
実際の恋愛においても
愛情の大きさに偏りができてしまい
どちらかが疲弊していく場面は
多々ありますよね。
そういった経験がある方は
主人公の気持ちに
かなり共感できたのではないでしょうか。
この真赤の彼女との別れを描いたのが
「卒業」になります。
卒業の歌詞の意味や真赤との関係性は?
↑も必見です。
そして真赤の彼女との成れの果てを
描いたのが「最愛の果て」です。
最愛の果ての歌詞の意味解釈とは?
↑も必見です。
時間がある方は下の記事も合わせてどうぞ。
以上、【My Hair is Bad/真赤】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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