5位 幻
0:24から始まるのが「幻」
幻は『運命』との両面シングルで、
『運命/幻』で一つの恋の終わりを描いています。
『運命』が男性目線『幻』が女性目線。
女性の方は彼に未練たらたらで別れた後も引きずっています。そんな前に進むことのできない女性を描写する歌詞に胸が軋みます。
希望の光が見えたかと思うと、一瞬にして突き放される衝撃のラストが切なすぎます。
4位 運命
上で紹介した『運命/幻』の『運命』
彼女と別れることを運命だと悟り、切り替えようとしている主人子を形容するように、出だしからテンポよく刻まれる音。
ひとつの恋の亀裂が、『運命』『幻』の感情のすれ違いから読み取れるものとなっています。また歌詞の描写が具体的で細かく、自ずと情景が目に浮かび上がってくる。椎木さんのライティング能力に圧巻です。
3位 恋人ができたんだ
『恋人ができたんだ』
初見でタイトルに騙されてはいけない。
新しい恋人を自慢したり、誇らしげに想う楽曲なんかではありません。
正体は、元カノへの未練歌。
MVの女性を今カノとして視聴するか、元カノとして視聴するかで、かなり捉え方が変わってきます。ちなみに元カノと想定して見ると切なさが域を越えてきます。私なんて気付けば涙している始末。是非、ご視聴下さい。そして思う存分、感傷に浸ってください。
2位 卒業
ふたりからの『卒業』
卒業が意味するものは別れです。
渋谷駅前は今日もうるさい
から始まり、次々と語るように羅列されていく言葉たち。Bメロから一気にリズム性を帯びていき、後半になるにつれ、とめどない感情が溢れ出します。
君が好きだった
の感情のさらけ出し方は、鳥肌ものです。ため込んだ感情が爆発するさまはストレートに感情を歌う『My Hair is Bad』そのもの。
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