2番
現実との平行線 鼻差0.1秒だって
勇気が勝ちゃいいのさ
成功者の参考書 端から端まで読破して
いざ駆け出した街へと
へとへとへとへとへとへと
ここは、「君」の正体
が明らかになる重要部分になります。
まず描かれるのは
勇気が勝っちゃいいのさ
と、自分を奮い立たす主人公。
成功者の参考書とは、
アダルトな内容の本のことでしょう。
それを読破する←サビで述べていた宿題。
自分なりに課題を遂行した主人公は、
いざ街に繰り出します。
勘のいい方は、すでにピンと来ているかも知れませんが、この街に繰り出すというところに「君」の正体の手掛かりがあります。
君は、夜の街の女の子
つまり、風俗のようなお店で
働いている女の子だったようです。
1番で綴られていた
「お嬢」
という表現にも納得できます。
凡才が通りゃんせ(oi、oi)
寄って いらっしゃいな(oi、oi)
放し飼いの戦慄と慟哭 馬鹿が見る
「寄っていらしゃいな」
これは、お店の前で手引きしている君のセリフ。
馬鹿=主人公(または同じ立場の男)
誘われた主人公は、まるで放し飼いにされた犬のように、本能のまま赴いていく。
そんなキスじゃ濡れないよ
濡れたとこでイケないよ
イケたとこでできないよ
「ナ、ニ、ガ?」
ここは歌詞中で最もド直球に綴られる。
付け焼き刃な主人公の行為。
それを、否定するような君の言葉。
(もしかしたら、主人公の妄想)
イケたとこでできないよとは、
子供のことでしょうか?
あまりに飛躍した話に
「ナ、ニ、ガ?」
と、自分で突っ込んでいます。
野田さんの遊び心にクスッときちゃいますね。
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ラストサビ
見えないよ 明日が怖いから
消えたいよ 痛くしないなら見えないよ 明日が怖いから
言えないよ 友達じゃないから
数十年やそこいらで
なに知った気になってんだい?
未開拓で未開発の
自分が何万といるんじゃない?
前半は1番と同じように、悩みに葛藤する主人公が描かれているのですが、後半は本楽曲のタイトル「IKIJIBIIKI(生き字引)」に関係するような内容になっています。
数十年やそこいらで
なに知った気になってんだい?
と、生き字引な人に罵声を浴びせています。
この歌詞でいう生き字引な人とは、
勝ち誇ったような君を指すのでしょう。
未開拓で未開発の
自分が何万といるんじゃない
なんてかなり卑猥な意味を持つのかも知れませんが、「自分に秘められた無限の可能性」という前向きなメッセージ性が込められていることも確かです。
感想
鳥肌が立つほどの王道ロック調!
その中に見え隠れするディープな歌詞。
最高級のおふざけ
といったところでしょうか。
RADWIMPSとTakaがコラボするということで、言わずもがな期待が寄せられる中、個性の強い二人が相乗効果を生み出し、期待を遥かに上回っていく完成度、、、
まさに歴史に残る名曲。
最高としか言いようがありません。
時間がある方はこちらも是非。
【RADWIMPS/IKIJIBIKI feat.Taka】
歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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コメント
解説ありがとうございます
遊び心満載の曲ってことがわかりました笑
歌詞ありで見やすかったです!
間違いがあったのでコメントしました!
放し飼いの戦慄と慟哭
の慟哭の部分が衝突になってます