サビ1
あなたは言った消耗品さ
だけど私は まだ考えてるわ
いつかまた こうやって
踊ってやってくれないか辛気を纏った 少年少女
憂さを晴らした イエスマン患者
誰も何者でもないもの
真意を知れば最後になるならさ
舌が乾くまで話そうぜ
白幕の力によって足を取り戻す少年。
しかし、「消耗品」とあることからも分かるように、この回復は一時的なもの。
ここで登場する「私」は
MVで回って踊っている少女でしょう。
少女と少女は、
ダンスを通して関係を作り上げてきた。
でも、少年がもう踊れなくなるから
いつかまた こうやって
踊ってやってくれないか
と、薄い望みに期待を寄せている。
そして、サビの歌詞の後半に出てくる
誰も何者でもないもの
という歌詞は「ドラマツルギー」を彷彿させます。
これからどうなっていくのでしょうか。
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2番
虚勢を張って 自分を失った
虚言を吐いて 幻になった
馬鹿になって 宙を舞って
したらもう 壊れてしまいました純粋で透明な少年のさ
感情に魔を差してやってんのさ
思い出して思い出して考えては
辿り着きさえもしないや
- 虚勢を張って 自分を失った
- 虚言を吐いて 幻になった
- 馬鹿になって 宙を舞って
それぞれ、ドラマツルギー、ナンセンス文学、アウトサイダーの少年たちのことを指しているのではないでしょうか。
純粋で~
の部分の歌詞は、
黒幕が自分に問いかけている。
少年たちのもとへ行っては様々なアクションを起こしてきた。しかし、どれも救ったとは言えないような内容・結末。
だから
思い出して思い出して考えては
辿り着きさえもしないや
と、皮肉めいた呟きをこぼしている。
サビ2
あなたが言った 本当の意を
世界の片隅で考えてるわ
冷えきった 嘘さえも
溶かしてやってくれるのなら孤独を知った才能人と
明日を選んだ メランコリー患者
戻れない僕にさようなら
指を咥えて 泣いても無駄だから
いつかまた
冷え切った嘘
というのは、足が治っている現状。
まがい物で、すぐ不要になるから嘘。
孤独を知った才能人→少女
一緒に踊っていた少年が
踊れなくなったから、孤独を知った。
メランコリー患者→少年
患者とあるから、
足を怪我した主人公を指している。
メランコリーとは、憂鬱という意味。
泣いても無駄だから いつかまた
最後は、前を向く少年。
物語はどう収束していくのでしょうか。
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コメント
鳥肌たった
つまり、Eveさんが黒幕と
そこまで深い意味があるのかと思うとやっぱりEveさんって天才なんだなと思う。いつかまたってあるし、ニコニコに帰ってくるのかな。ラストダンスはEveさんにとって1つの区切りとなるような曲だと思う。
よく考えたら最新アルバムのsmileってニコニコを表してんのかな。もうすぐ帰ってくるのかも。
考察すればずるほど異文化の世界に惹き込まれてしまいますよね、Eveさんの楽曲は。
ラストダンスってそのまんまの意味ではなくて一般的にはSexの隠語だったはず
歌詞も深いし、曲も神とか神かよ(語彙力)