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【ずっと真夜中でいいのに。/低血ボルト】歌詞の意味を徹底解釈!描かれるのは葛藤の美学?

【ずっと真夜中でいいのに。(通称:ずとまよ)】「低血ボルト」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。

 

読みどころ

✔ 低血ボルトの意味
✔ ACAねさんの楽曲コメント
✔ 楽曲コメント・MV・歌詞の相関性の高さ

 

サルー
サルー

お馴染みのずとまよ楽曲の考察です。今回も時間をかけてじっくり考察させて頂きました…!

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考えさせられる「葛藤の美学」について

今回紹介していく「低血ボルト」は、アルバム『朗らかな皮膚とて不服』に収録されたスピード感あるナンバー。

 

実はMV公開前の生放送にてACAねさんは

「低血ボルトは、自分がそれぞれが思っている正義とて、周りに押し付けるのは如何なものかと。不服な花が咲き、ていけつのエビデンスもただ紙っぺら。それに縛られず何かを犠牲にしたとしても守りたい大切がある。でも何も失いたくないんですけどね。 そういう意思が自分自身の契約なればなぁと。そう思ってます」

と楽曲についてお話ししています。

 

かなり解釈しがいのあるコメント。さすがの感性。

まず私が思ったのは、このコメント上の「ていけつ」というのは「低血」もしかり「締結」の意味も含んでいるのではないかと。

 

締結とは、条約・協定・契約などを結ぶこと。

 

それを踏まえてコメントを解釈すると

自身が持っている価値観(正義)を他者に強引に押し付けても、納得できない者(不服)が生まれる。だから皆が締結(納得)している根拠(エビデンス)なんて無いに等しい(紙っぺら)。とはいえ周囲の意見を押し通してでも守りたい価値観がある。でも何も失わないのが一番良い。この両極の葛藤があるおかげで一定ラインで自身を保つこと(契約)ができている。

こんな感じかなと。いかがでしょうか。

 

つまり、自分自身の価値観を貫くことが大切だけど、周囲を気にする程度の葛藤も大切なんだよ。といったところかなと。

確かに何も考えず意見だけを押し通すのは人間的な欠如を感じますよね。ヒトは少しの葛藤があるから人間らしさを保つことが出来ている。

 

ということで端的にまとめると「葛藤の美学」が低血ボルトには込められているのかなと思っています。(ここがかなり大切です)

 

ちなみにこの考察は、歌詞やMVとも多数の共通点がありますので、そちらについては下記の欄でじっくり解説させて頂きます…!

 

サルー
サルー

相変わらず、ずとまよ楽曲は解釈しがいがあって楽しいです。これから更に楽曲を深堀りしていきましょう!まずは楽曲タイトル名に着目していきます。

楽曲名「低血ボルト」とは

タイトルにおいて大切なのはボルトの解釈です。

「ボルト」って聞くと、電撃的な要素を含んだアレコレを想像しちゃうかも知れませんが、本楽曲においてのボルトは上図のような「調節ねじ」を示しています。

 

勘の良い方はこの時点でピンと来ているかも知れませんが、どうぞ最後までお付き合いください(笑)

 

この「調節ねじ」を使う対象になっているのは、ボルトの前の単語、すなわち「低血」です。

 

低血に関しては、解釈の分岐が多くあると思いますが、個人的には最もシンプルに「血圧」的なニュアンスで捉えていいのかなと思っています。

 

  • 激情に任せて興奮→血圧が上がる
  • 理性を保って沈静→血圧が下がる

これら人体のメカニズムを押さえたうえで言うと「低血ボルト」は、激情を抑える(低血であり続ける)ための要素なのだと考えることができます。

 

そしておさらいしたいのが本楽曲において大切なテーマ。

それは前章で述べたように「葛藤の美学」です。

 

そもそも葛藤とは、心の中に相反する動機・欲求・感情などがあった上で、いずれを取得するべきか迷うことですよね。激情に任せてしたいことだけをする人、すなわち「高血な人」は葛藤すらすることができません。

 

だからこそ「低血を保つための低血ボルト」が肝になってくるのです。

 

サルー
サルー

だいぶ楽曲の輪郭をなぞることができましたね。では本題の歌詞考察に移っていきましょう。MVの世界観にもしっかり触れていきます…!

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歌詞

弱気になる最寄の雨
日々飛び散る血を滲ませてく
権利を武器に変えて争うほど
心を失うこと受け入れる

覚悟なら 自然に
誰かの為に引き換えに手放せば
今自分が
生きてゆく意味になれてゆくの

怖がることはもういーかい
惑わされてくなら
頭でっ価値 ずっとうんと砕いてもっと
乱してあげて
脳みそ達止められない 操れない僕に
期待したいんだ
切り刻まれ この皮膚に従うほど
無敵になれた

時が経てば 自然に
忘れゆく悲しみをいつまでも
思い返して
背負うことで戦えるの

たとえ否定しかしない誰かを
正義まで押し付ける客観を
見逃しは出来ないけど
響かないから
同調したって中身無くて
正しさが正しくなれないほど
簡単に僕らを表せないように
お口直しを

怖がることはもういーかい
惑わされてくなら
頭でっ価値 ずっとうんと砕いてもっと
乱してあげて
脳みそ達止められない 操れない僕に
期待したいんだ
切り刻まれ この皮膚に従うほど
無敵になれた

こわいよ
何も感じない 苦しみを 探し求め
我に帰ってく
ひたすら 噛み締めた 恨みは
くだらんか? ううん

助かれ..

怖がることを金輪際
迷いに負けるなら
頭でっか血 ずっとうんと砕いてもっと
乱してあげて
奇想天外止められない 操れない僕に
期待したいんだ
切り刻まれ この皮膚に従うほど
無敵になれた

作詞:ACAね

歌詞の意味・解釈

1番

弱気になる最寄の雨
日々飛び散る血を滲ませてく
権利を武器に変えて争うほど
心を失うこと受け入れる

歌い出しで描かれているのは「争いの絶えない世界」といったような楽曲の世界観です。

 

まずMVでは血を彷彿させるような「赤」を基調に、血みどろまじき世界観が描かれていますが、こちらは楽曲(歌詞)に込められた「自分の意見を押し通す、押し通さない」の葛藤を「低血」から連想される血の世界観で描いているのだと思います。

 

裏を返せば歌詞で描かれているのは、それぞれ持っている正義を貫くか否かの論争ですね。

ACAねさんのコメントでもあったように、正義を貫くと不服の芽が生まれてしまいます。

 

それぞれ、歌詞の「飛び散る血」は芽生えてしまう不服を、「権利を武器に変えて争う」は自身の正義を貫く論争を示しているのでしょう。

 

多少の不服には目をつむり、自身の正義を貫いていく主人公。このときは相対的に心を失うことも受け入れていく覚悟があった。

 

覚悟なら 自然に
誰かの為に引き換えに手放せば
今自分が
生きてゆく意味になれてゆくの

心を失う覚悟までしていたのは「誰かのために正義を手放しても自身が消えてしまう」と感じているからです。

 

「生きてゆく意味になれてゆくの?」

と自問しているように、周りを気にして自分の意見を言えないのは「死んでいる状態」と同義に捉えている。だから、主人公は自身の正義を貫き続けていく。

なりふり構わずに…

 

サビ1

怖がることはもういーかい
惑わされてくなら
頭でっ価値 ずっとうんと砕いてもっと
乱してあげて
脳みそ達止められない 操れない僕に
期待したいんだ
切り刻まれ この皮膚に従うほど
無敵になれた

サビには二つの捉え方があります。(と思っています)

MVと合わせて視聴していると1番はポジティブに、2番はネガティブに感じませんでしたか?

 

実は二つの捉え方は

  1. 頭でっ価値 ずっとうんと砕いてもっと乱して
  2. 脳みそ達止められない 操れない僕に期待したい

上記どちらの歌詞に重点を置くかで、変わってきます。

 

ちなみにサビ1の時点では後者の「脳みそ達止められない 操れない僕に期待したい」に重点を置くとシナリオがスッと入ってくるのかなと。(サビ2では前者に着目します)

 

さあ噛み砕いていきましょう。

 

まず操られない僕とは「周囲を気にせずに自分の意見をいう僕」を指します。

 

1番のBメロ欄で述べたように、自分の意見を貫けない状態なんて「死んでいる状態」と同義なのです。

だから「周囲に操られずに突き進む僕に期待したい」というのがサビ1のメッセージ。

 

MVでも青と同調したうえで「無敵になれた」と、あくまでもポジティブに描かれていきます。

 

※補足:MV上で青と同調しているときは自分の意見を貫いているときだと思っています。

 

サルー
サルー

ちなみにポジティブな「無敵になれた」は、サビ2でひっくり返るので、情景を脳裏に留めておいて下さいね。では2番の考察に移っていきます!

 

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