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【あいみょん/朝陽】歌詞の意味を徹底解釈!始発を待つベンチで彼を想う…

 

3番

貴方の事が好きだった
いや今でも好きです 好きです 好きです 好き
気持ちの悪い自分を殴りたい
少し痛い大切なとこ
心臓あそこ どこ そこ それが痛むの
嫌いじゃない痛み
ダメね こんな私ではダメね

ここは気持ちの整理がつかず、心が行ったり来たりする主人公の心情がありのまま描かれているような印象を受けます。

 

「終電逃して何のつもり?」なんてとんでもないことを言われて傷つけられて、都合のいいように利用されようと、彼を嫌いになることなんかできない主人公。

「貴方の事が好きだった」と過去形で言い切って見たものの、慌てて今でも好きだと訂正してしまいます。

 

そんな気持ちの悪い自分を殴りたい

やるせない感情の中で葛藤を繰り返します。

 

彼のことを思うと痛む心。

でもこの痛みは嫌いじゃない。

そんな小説の主人公みたいなことを考えてしまっては、私こんなんじゃだめだって思い悩む。

 

主人公はどこにも行けずに苦しんでいるのです。

 

骨助
骨助

この思考の流れをそのまま文字に起こしたような素直な歌詞が、【あいみょんらしさ】みたいなものを形作っているような気がします。

 

始発待ちベンチ
どっちの方向かも分からぬままに
ただまだ逢いたい 痛い痛い痛い
あの感触をまだ確かめてたい

彼と一夜を過ごしたあとの始発待ちの駅のベンチ。

そこでも彼女は彼を思っています。

 

どっちが上りでどっちが下りかもわからぬまま。

始発を待っているというのに、これからどっちへ向かうのかなんて考える余裕なんかなく、ただ彼を想い胸が痛む主人公。

 

「あの感触をまだ確かめてたい」

未来のことなんか考えられず、ただ彼のことにしか意識が向いていないのでしょう。

 

 

「愛されたい 愛されてみたい  愛されて 愛してみたい」

 

彼にどんな扱いをされようと、彼の愛だけを期待する。

始発を待つベンチで朝陽に照らされながらも、彼女の心の中ではそんなやるせない欲望だけが渦巻いているのです。

「愛されてみたいだけの欲望ならどんなときも」

 

感想

アップテンポな曲調とあいみょんらしい巧みなソングライティングで、愛されない女の心情を描いたやるせない一曲。

タイトルの「朝陽」という場面の切り取り方がまたズルいというか、切なくてどうしようもなく美しいですね……

 

【あいみょん/朝陽】

歌詞の意味の解釈でした!

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コメント

  1. 匿名 より:

    「今日ちょっと早いかも」って
    都合良く身体の関係させられてる「わたし」に(今日の行為、男性としての耐久が)今日ちょっと早いかも
    だと解釈してた

  2. 123 より:

    「今日はちょっと早いかもゴメン」は早く帰れの催促じゃないですよ。
    男女の行為のことです。
    女の子が大事にされてなくて女の子側も「遅かれ早かれ後悔するからどうでもいよ」って言っているんです。
    終電逃してなんなの?とか、乾電池みたいな女(用が済んだら捨てられる)とか
    彼氏彼女の関係じゃなくて身体だけの関係です。でも女の子は彼が今でも好きだから辛い痛いっていう歌です。

  3. とし より:

    痛いというのはエッチの時の痛さと思ってましたが、違うんですね?

    • 骨助骨助 より:

      コメントありがとうございます
      あいみょんさんの詞なので表向きは精神的なことっぽく書いておいて実際はそちらの痛みの可能性もありそうですね…

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