2番
消えない後遺症
「なんでも受け止める。」と
言ったきり もう帰ることはない
デタラメでも
僕のためじゃなくても 君に守られた
消えない後遺症
それは君との別れです。
「なんでも受け止める。」
という君の優しい言葉に
期待した主人公でしたが
君は本命の人のところに行ってしまいます。
彼の優しい言葉は
デタラメだったとしても
主人公からすると、唯一の救いだったのです。
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目も口も 意味がないほどに
塞ぎ込んで 動けない僕を
みつけないで ほっといてくれないか
どこ見ても どこに居ても 開かない
彼との別れにより
主人公は完全に塞ぎ込んでしまいます。
肺に潜り 秒針を噛み
白昼夢の中で ガンガン砕いた
でも壊れない 止まってくれない
演じ続けるのなら
「灰」から「肺」に
2番では歌詞が変わります。
灰という、彼との曖昧な関係から
肺という、自分の中に塞ぎこんだ状態
へと状況が変わったことを意味します。
サビ2
このまま奪って 隠して 忘れたい
分かり合う○ 1つもなくても
会って「ごめん。」って返さないでね
形のない言葉は いらないから
1サビと同じです。
本当は彼を
- 奪い去りたい
- 隠したい
- できることなら忘れたい
のです。
3番
縋って 叫んで 朝はない
笑って 転んで 情けない
誰のせいでも ないこと
誰かのせいに したくて
「僕って いるのかな?」
本当は わかってるんだ
見放されても 信じてしまうよ
「僕って いるのかな?」
というのは、流れ的に
君の心の中にいるのかな?
という意味である可能性が高いです。
だから
本当は、わかってるんだ
見放されても 信じてしまうよ
と続くのでしょう。
離れ離れになったあとも
君のことを忘れられないのです。
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ラストサビ
このまま 奪って 隠して 忘れたい
このまま 奪って 隠して 忘れたい
このまま 奪って 隠して 話したい
分かり合う○ 1つもなくても
会って「ごめん。」って返さないでね
「疑うだけの 僕をどうして?」
救いきれない 嘘はいらないから
ハレタ レイラ
前半は主人公の
抑えきれない本音
があらわになっています。
「疑うだけの 僕をどうして?」
というのは君と関係があったときに
主人公が発した言葉でしょう。
救いきれない嘘はいらない
主人公が負った傷の大きさが伝わります。
それだけ「好き」だったのです。
最後に
ハレタ レイラ
の解釈です。
2パターン考えられます。
まず一つ目は、ハレタが
惚れた腫れたの「腫れた」説。
腫れたとは、恋心に浸るさまを示します。
レイラとは、最愛のひとという意味があります。
なんだかんだ言っても
主人公にとっての「君」は
最愛なひとで、どうしようもないくらい
恋心に浸ってしまっているのです。
それと、もう一つの説は
“晴れた レイラ”の可能性。
レイラ、とは人名で、語源は夜。
つまり、「晴れた夜」で
主人公の完全には浮かばれない心情を空模様で表したモノである可能性があります。
感想
いかかでしたか?
メロディだけではなく
言葉選びのセンスも際立つ
楽曲だったのではないでしょうか。
ずっと真夜中でいいのに。
かなりのポテンシャルを感じます。
今後、更に勢いが増してきそうですね。
合わせてこちらもどうぞ
【ずっと真夜中でいいのに。/秒針を噛む】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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コメント
私はてっきり“ハレタ レイラ”とは、“晴れた レイラ”ではないかと思っていました。レイラ、とは人名で、語源は夜。つまり、“晴れた夜”ではないかと思っていたんですよね。主人公の心情を空模様で表したモノではないのかと。
それと、“もう帰る事は無い”のは、主人公の浮気を許容してしまった言葉が弁解出来ないと言う意味では無いのかと思っていましたが、こちらの方がしっくりきますね。
素晴らしい解釈ありがとうございます。
とても国語の大切さがわかる素晴らしい解釈でした。ありがとうございます