ラストサビ
ダーリン ダーリン 愛しておくれ
夢にみた 日々は僕の証だった
冗談で言ったんじゃないと
皆嗤っていたんだ
こんな街からさようなら
悲劇を繰り返さないように助けに行く主人公。
夢にみた日々は僕の証だった
とありますが、
夢に見た日々=
青髪の頃に一瞬手に入れた自由
だとすると、主人公にとって爆撃を受ける前の自分こそが生きがいだったことがわかります。振り返ってみると生きていた証というほどの大切な日々だったのです。
青髪の主人公を助けに行く背景には
そのような心情も隠されているのでしょう。
ダーリン ダーリン 愛しておくれ
あの日から 僕らは共犯者だった
そんなんで突っ立ってないで
ワン・ツーの合図を待って
眠れない夜を踊るのさダーリン ダーリン 示しておくれ
バイバイ そうさ今がその時なんだ
最高の舞台にしようぜ 胸の高鳴る方へ
喜劇的な世界が幕を開け
時間軸を越えて脅威から逃げる主人公たち。
ダーリン=オレンジ髪の主人公
なのかも知れませんね。
愛しておくれ、示しておくれ
というのは、助けてくれ
という意味を含んでいるのではないでしょうか。
逃げ切った後、
二人の世界には光が差し込みます。
オレンジ髪の主人公は役目を果たしたから
「バイバイ」
とあり、脅威は去ったから
喜劇的な世界が幕を開け
と改めて言っている。
青髪の主人公は無事に助けられたのです。
オレンジ髪の主人公が後遺症によって描けなくなってしまった夢を、自由を追うことができるのです。
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手放したんだっていいさ
最低な夜を超えようぜ
まだ見ぬ世界を潜っていける僕らまだアンダーグラウンド
昔、「ああでもない、こうでもない」
となんとなく過ごしていた夜。
しかし、そのような日々は過ぎ去った脅威からすると、平和な日々だったのです。
青髪の主人公は救われたから
まだ見ぬ世界を潜っていける
つまり、何度でも夢を描くことができる。
最後に描写されるのは
大人になったオレンジ髪の主人公。
残酷ですが、オレンジ髪の主人公が受けた後遺症がなくなることはありません。
夢を描きながらも、
叶えられず命を落としてしまいます。
しかし、何もできなかったわけではありませえん。
青髪の主人公を救った。つまり、
過去の自分に未来を託すことができた
のです。
感想
いかかでしょうか。
あくまでも自己解釈ですが、
悲劇の中で最善を尽くす主人公の姿に感動しました。
本当に映画でも観ているような
壮大な物語であったと思います。
時間がある方はこちらもどうぞ。
【Eve/僕らまだアンダーグラウンド】
MVと歌詞の意味の解釈でした!(‘ω’)
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コメント
素晴らしい解釈を有難うございます。YouTubeのコメ欄で見た途切れ途切れの考察が、これを見てがっちりと繋がって鳥肌でした笑 オレンジ髪の子のなんとも言えない感情に抗っていく姿は、心を打たれました。
コメントありがとうございます。
物語性に富んだMVなだけあって辻褄が合ってくるときは、胸が熱くなりますよね。解釈幅が広い中の1考察ですが、ポジティブな感想に感無量です。
この解釈を見て青髪の主人公は女の子なのでは?と思いました。MVの所々にセーラー服を来てるシーンがあったからですね。そうなると未来の世界ではオレンジ髪の主人公は後遺症が残っただけで青髪の子(彼女?)は死んでしまった(?)から過去に飛び助けに行こうとするボーイ・ミーツ・ガールな作品なんだと自分は思いました。