こちらは【King Gnu(キングヌー)】の
- バンドの基本情報
- リリースアルバム情報
- 歌詞考察記事の一覧
など全てのまとめページになります。
随時更新中(最終更新日 2021/6/25)
目次から好きなところに飛べます。
King Gnuってどんなバンド?
音楽のエリート集団
King Gnuのメンバー構成と担当は以下。
(作詞作曲、ギター、ボーカル、チェロ、コントラバス、ピアノ、プログラミング、トラックメイキング)
(ドラムス、サンプラー、コーラス)
(ベース、シンセベース、コントラバス、コーラス)
(ボーカル、キーボード、タンバリン)
メンバー一人一人の個性が強く、音楽の英才教育もしくは幼き頃からの独学を行っています。
常田さんと井口さんは小学校、中学校が同じの幼馴染であり、ふたりとも「東京藝術大学」に進学。東京藝術大学といえば、日本の中で最高峰と位置付けられている芸術大学になります。(常田さんは「社会と結びついた音楽をしたい」という理由で中退)
勢喜さんは両親がプロミュージシャンであり、幼少期から家に置いてあった電子ドラムを叩いていたとのこと。また小学校、中学校はダンススクールに通っており、踊るドラマーとしてKing Gnuの演出を盛り上げています。
新井さんは14歳からベースを始め、没頭し国立音楽大学で音楽の知識を獲得。山野 ビッグ・バンド・ジャズ・コンテストという音楽コンクールで最優秀賞を受賞した過去もあります。
実はまだまだ各々のエリートっぷりを知らしめる事柄はあるのですが、キリがないのでこれくらいで(笑)
上記で述べたように一人一人のパワーが大きい彼らは、自らの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称しています。それぞれの個性が混じり合った結果、新しい音楽を作り出したことを象徴しているのです。
バンド名の由来は?
明らかに強そうなバンド名「King Gnu」
「Gnu(ヌー)」とは、ウシ科の哺乳類のことですが、実はこれについては常田さんが直々にコメントを残しています。
ま、群れがどんどん増えて大きくなる感じが、ロックバンド的かなと。
だから、(バンドも)大きくしよう!ってところ…
ヌーは、春にかけて少しずつ合流してやがて巨大な群れになる習性を持つ。これを推測してキングヌーなのです。ヌーの群れの先頭を歩くのがKing Gnuで、ヌーの群れの役割を果たすのが私たちファンと言ったところですね。
【King Gnu】
アフリカでは「グレート・マイグレーション」という、約200万頭ものヌーの群れの大移動が行われる。
いななきと地鳴りが大地に轟くその様子は、まさに「壮観」と呼ぶにふさわしい。
今年のKing Gnuはまさにそれを感じる。
— サルー🎧脳MUSIC 脳LIFE (@saluteproject) December 12, 2019
また群れを大きくすることを目論んで、日本人に受けの良い「J-POPをやる」という大きなコンセプトを持っているとのこと。もやはヌーの頂点に留まらず、全動物の頂点に立とうとしているように感じます。
ただ広義に「J-POP」と言えど、オルタナティヴ・ロックのみならずジャズやヒップホップ、クラシックなど幅広いジャンルの要素を複雑に取り入れたうえで、受けの良いJ-POPを謳っています。やはり彼らは音楽の新境地を開拓したと言える。
はじめて彼らの音楽を聴いたときの衝撃と高揚感は今でも身体が覚えています、、、
リリースアルバム情報
2017年 Tokyo Rendez-Vous
第1弾アルバム「Tokyo Rendez-Vous(トーキョー・ランデブー)」はたくさんの音楽ファンならびに音楽関係者たちの度肝を抜いた。
半数はSrv.Vinci時代(King Gnuに改名する前)に発表した『トーキョー・カオティック』から選曲されているのですが、さらに洗練されたバージョンが収録されています。
個人的に最も「King Gnu」の色が強いアルバムと思っており、BGM要素を多く含んだ「NIGHT POOL」や「サマーレイン・ダイバー」は彼らが作り上げた独特の音楽を、歌謡曲要素の強い「Vinyl」や「ロウラヴ」は彼らの歌を存分に楽しむことができます。
また昔の常田さんは「サビがださい」と思っていたそうで、その名残が垣間見える「McDonald Romance」や「破裂」も必聴です。サビがないのは爆発力がないと感じるかも知れませんが、聴けば聴くほど好きになる中毒性と心地良さがあります。
2019年 Sympa
「Tokyo Rendez-Vous」よりも、聴きやすさが重視されているのが第2弾アルバム「Sympa(シンパ)」になります。
アルバムの特徴と言えば「Sympa Ⅰ」から始まり、「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」が楽曲間に仕込まれていることでしょう。これに起因し、本アルバムは順番聴きすることで、真価を発揮する。各Sympaからの次の歌の始まりは本当に痺れる。アルバムとしての総合力が最も高いのはこれだなと思っています。
タイアップ曲として名を馳せた「Prayer X」はさらなり、井口さんの歌唱力が光る「Don’t Stop the Clocks」や「It’s a small world」は見逃せないし「Slumberland」「Flash!!!」に見える鋭利かつ攻撃的一面は、彼らのスタンスをそのまま映している。
そして極め付きには壮大なバラード「The hole」がアルバムを集約する。やはり総合力が高い。
2020年 CEREMONY
人気絶頂期にリリースされたのが第3弾アルバム「CEREMONY(セレモニー)」になります。
人気の爆発が途絶えるか、さらに膨らむのかという局面で出されたアルバムになるのですが、結果は圧倒的に後者。つまり大成功のアルバムと言っていいでしょう。確実にこのアルバムでヌーの群れはさらに膨らんだ。
本アルバムの特徴は、映画やCMのタイアップ楽曲が多く、キャッチャーなフレーズが豊富なことに加え、歌を聴かせる部分と音楽を聴かせる部分がはっきりと分かれているところにある。
「開会式」~「白日」までを前半、幕間を挟んで「飛行艇」~「閉会式」を後半と置き換えると、それが顕著に見えてくる。前半は圧倒的に歌を聴かせにきている。後半は音楽を楽しませようとしている。
前半の曲にイントロがないのは、まず歌で自分たちに釘付けにするための意図。そして後半は歌で魅了したリスナーを音楽面でも虜にするためイントロが用意されている。
圧倒的な歌唱力の後に、彼らにしか出せない新感覚の音を聴かされる。そりゃ魅力的なわけです。だからこのアルバムはKing Gnuの人気に拍車をかけたと確信して言える。
「キングヌー?ああ白日の人達ね」
くらいのライトリスナーをヌーの群れに引きずり込むには、もってこいのアルバム。
ちなみにKing Gnuはサブスクを解禁しているので「とにかく音楽だけ全部聴きたい」という方はApple Musicなどの定額音楽サービスで全楽曲を楽しむことができます。
今の時代にサブスクは欠かせないですね。
歌詞考察一覧
上記で紹介してきたように、King Gnuは至高の音楽と歌声を持つ。そのため本能的に音楽を楽しむのはやはり醍醐味になるのですが、実はもう一つの楽しみ方があります。
それは常田さんが綴る
想像力を掻き立てる歌詞を深読みすることです。
どこかのインタビューで言っていましたが、キングヌーの歌詞は想像の余地が残るように、あまり具体的になり過ぎないように言葉をチョイスするよう心掛けているそうです。つまり解釈の仕方1つでKingGnuの楽曲色は何重にも変化します。
そこでKing Gnuの歌詞考察記事を五十音順にまとめてみました(随時追加中)
あ
It’s a small world (イッツ ア スモールワールド)
か
さ
た
Teenager Forever(ティーンエイジャーフォーエバー)
な
は
ま
や
随時更新していきますので、他楽曲は楽しみにお待ちください。
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