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【YOASOBI/優しい彗星】歌詞の意味を徹底解釈!感動の別れを描いた『BEASTARS』ED曲。

ラスサビ

強く大きな体に秘めた優しさも
どこか苦しげなその顔も
愛しく思うんだ
姿形じゃないんだ
やっと気付いたんだ
無情に響く銃声が夜を引き裂く
別れの息吹が襲いかかる
刹那に輝いた無慈悲な流れ星
祈りはただ届かずに消えた

ここで視点が完全に切り替わり、鹿のルイ視点で情景が描かれ始めます。

肉食獣でも、姿形関係なく愛しく思える。

イブキがルイに救われたのと同じように、彼もまたイブキに心動かされていました。

しかし別れの瞬間はもうすぐそこです。

 

ここで原作のネタバレをせざるをえないので原作の展開を追います。

「車は停めました…あんたが決着を付けないなら俺が食いますよ」

二択を迫るイブキと、それに銃口を向けるルイ。しかし撃つことなどありません。

ルイに襲い掛かるイブキ。ここで《無情に響く銃声が夜を引き裂く》

 

しかし撃ったのはルイではありません。

弾丸を放ったのは、ひそかに後ろからつけてきていた部下。

実はイブキが事前に、もし自分がルイを食い殺すことがあったら迷わず殺せ、と命令していたのです。

 

つまり最初から彼はルイを殺すつもりなんてありませんでした。

落とし前としてルイに殺してもらうか、あるいは自分は襲い掛かったという体裁だけ整えて、部下に殺してもらうかのどちらか。

イブキに食べられたいというルイの願いは、はなから叶うはずなかったのです。

 

《刹那に輝いた無慈悲な流れ星》

弾丸の発射により発せられた光で、流れ星のようにたてがみを輝かせて死んでいったイブキ。

ルイの祈りはただ届かずに消え去っていきました。

 

《別れの息吹が襲いかかる》はちょっとした掛詞。

別れの瞬間が息吹のように勢いよくルイに訪れたと同時に、文字通り別れの瞬間にイブキがルイに襲い掛かっています。

 

この、手の中で燃え尽きた
金色の優しい彗星を
美しいたてがみを
暗闇の中握り締めた

ルイの手の中で燃え尽きた、金色のライオン。

初めからルイの祈りなど聞き入れる気などなく、自らの宿命を全うした不器用な男。

暗闇の中で輝きながら消えていったその美しい命こそが、この曲のタイトルである「優しい彗星」だったのです。

 

感想

歌詞解釈というよりは、原作の物語をなぞりながら歌詞を見ていく記事となりました。

 

宿命的な二人の別れと、イブキが最後に見せた優しさ。

 

イブキはトンネルの闇にルイを連れ込んで二択を迫るのですが、肉食獣であるイブキと違い鹿であるルイは闇の中でほとんど何も見えていません。

これもルイが顔を見ずに一思いに銃の引き金を引けるように、あるいは銃殺される瞬間を見ずに済むように、というイブキの計らいだったのでしょう。

 

【YOASOBI/優しい彗星】

歌詞の意味の解釈でした!

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コメント

  1. 匿名 より:

    組の名前はシン組じゃなくてシシ組ですよ。
    あと、『類のない日々』の類もルイの名前ですね。

  2. セナ より:

    初めまして、beastarsのファンです☺︎優しい彗星とbeastarsの関係性が分かりやすくまとめられていて、beastarsを知らない方でもこの曲と作品とのつながりを十分に楽しめるようになるのでは無いかなと思います!
    質問なのですが、「つまり最初から彼はイブキを殺すつもりなんてありませんでした。」という赤線で強調されているところの「イブキ」は、「ルイ」じゃないでしょうか?

    • 骨助骨助 より:

      知らない方にも楽しんでいただくことを目標に記事を投稿したのでそう感じていただけて嬉しい限りです…!
      赤線の箇所に関してはこちらのミスでした、ご指摘ありがとうございます orz

  3. キノコ より:

    YOASOBIさんのファンです。アニメを見れなかったので、歌詞の意味などを分かりやすく書いてくださり、感激です 原作についての質問なのですが、ルイは草食動物なのにシシ組のトップなのですか?私のスマホだと、原作が読めなくて…こんな質問ですみませんお願いします

    • 骨助骨助 より:

      コメントありがとうございます…!
      ルイは草食獣ですが、組のイメージ向上のためイブキの提案によりシン組のトップに抜擢されています。

  4. れいか より:

    優しい彗星はさいしょ、聞いたとき、泣きそうになるくらい、いい曲だな
    って素直に思いました。なんだったら、泣いた。

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