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【君がいて水になる/ずっと真夜中でいいのに。】歌詞の意味を解釈!衝撃的な楽曲背景とは!?

アルバム「正しい偽りからの起床」収録曲

【ずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)】

「君がいて水になる」について

歌詞の意味を徹底的に

考察および解説していきたいと思います。

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楽曲名「君がいて水になる」とは

「水になる」とは

消えうせる。

むだになる。

ふいになる。

という意味になっています。

そのため「君がいて水になる」

君がいると、無駄になる

という意味を持ちます。

この楽曲名が後述していく

歌詞の内容と大きく関与してきます。

本楽曲についてACAねさんは


とコメントしてます。

“澄明で朧げ”

とはどういった意味を持つのでしょうか?

澄明とは、

水・空気などが澄みきっていること。

朧げとは、

はっきりしないさま。
ぼうっとしているさま。

見比べると「澄明」「朧げ」相反した意味を持つことが分かります。どちらの側面も持っているということでしょうか?

本題の歌詞に迫っていきます。

歌詞

はみ出してた 淡い紺色がずっと
僕らの時間を解決させずに
砂を払ったりした

考えとか捉え方も知らないや
朝に齧った憂いで
記憶を眠らせたくて

どこかにゆくのか 留まる勇気が
試されてるのか
疑うことで信じたい
踊りはしないさ 音も無くなれば
手放せた 借りパクしてた
夜弦の月も

気配だけで超えられるから
柵や秩序の甘えは
君がいて水になる
色のない輝きを追うばかり
気にしてしまう距離が
僕にだけでありますように
小さな船流れ出す
ただ力の抜けた光る方へ

鮮やかなフルーツに毒を吐いて
習ったばかりの嘘を挟んで
食べ尽くすことで
どうにか立っている
変な言葉使う僕でいなきゃ

交わることない 類いにはまって
君を逸らして 傷を抉って
磨り減った心で 歌を歌って
君が笑うなら 僕も笑ってみるよ

気配だけで超えられるから
柵や秩序の甘えは
君がいて水になる
色のない輝きを追うばかり
気にしてしまう距離が
僕にだけでありますように
小さな船流れ出す
ただ力の抜けた光る方へ

カシス色の髪が揺れている
喉が乾くほどに泣いている まだ
君のことまだ
途中地点の話をさせてね

何に誰に許可を貰って暮らしてんの
気持ちに名前
付ける必要なんてあんの
嗚呼 言い切れない
今は言い切れないままさ

お洒落な言葉でいいから
少しでも触れられた瞬間
憧れで終われない
色のない輝きを追うばかり
探ってしまう歌が
君には届きませんように
小さな船流れ出す
ただ力の抜けた光る方へ

utaten.com

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歌詞の意味・解釈

1番

はみ出してた 淡い紺色がずっと
僕らの時間を解決させずに
砂を払ったりした

考えとか捉え方も知らないや
朝に齧った憂いで
記憶を眠らせたくて

utaten.com

登場人物は「僕」「君」

なにか「君」と出来事があって、

それを忘れたい(眠らせたい)

君との出来事を、どういう思い出にしたらいいのかわからない(解決していない)から、それに対して憂鬱を感じている。

どこかにゆくのか 留まる勇気が
試されてるのか
疑うことで信じたい
踊りはしないさ 音も無くなれば
手放せた 借りパクしてた
夜弦の月も

utaten.com

ここで私は解釈の肝となる二人の出来事を

主人公と君は不倫関係を持ってしまった

のではなないか?と断定しました。

不倫だから、君との関係を続けていいのか、断ち切った方がいいのか。葛藤している。

  • 相手にとっては、その日限りの出来事。
    心なんて動いていない。
  • 自分にとっては、こうして
    悩んでしまうほどの大きな出来事。

疑う(悩む)時間は君と関係を持った。だから、こうして悩むことで君との関係性を顕在化させたい。(自分と同じように、君の心も揺れ動いていると信じたい)

というのは君との夜を彩ったもの。自分が勝手に持ち帰った記憶(夜弦の月)も音さえ消えれば忘れることができそう。

サビ1

気配だけで超えられるから
柵や秩序の甘えは
君がいて水になる
色のない輝きを追うばかり
気にしてしまう距離が
僕にだけでありますように
小さな船流れ出す
ただ力の抜けた光る方へ

utaten.com

あくまでも君との関係は「不倫」

法律や世間体、秩序があるから
君に本気になることはないという甘え。

でもそれは、君を前にしたら
全て水になる(無駄になる)

不倫だから、進む先に希望がない
色のない輝き

君のせいで秩序さえも水になったから
水かさが増した船(意志や期待)が動き出す。

結局、君のことをどうにかしたいと思う。
これは、隠し切れなかった明確な意思。

はっきりした幸せには進めないと分かっているけど、ぼんやりとした欲に溺れてしまう。

“澄明で朧げ”とはまさにこのこと。

2番

鮮やかなフルーツに毒を吐いて
習ったばかりの嘘を挟んで
食べ尽くすことで
どうにか立っている
変な言葉使う僕でいなきゃ

utaten.com

鮮やかなフルーツは、朧気な今の自分と対極な立場にある人々を比喩する。つまり真っ当な幸せを掴んだ人々のこと。悔しいから、羨ましいから、それに小言を吐いてしまう。

不倫していることは誰にも言えないから
会話の中では必然的に嘘を挟む。

小言や嘘でまみれた自分が惨めなことは百も承知。しかし、そうすることで、どうにか自分を成り立たせている。

交わることない 類いにはまって
君を逸らして 傷を抉って
磨り減った心で 歌を歌って
君が笑うなら 僕も笑ってみるよ

utaten.com

今まで好意を抱くことはないような
どうでもいい類の人間に夢中になる。

君を忘れるために、そういった人にハマろうとするが、結局は自分が擦り減っていくだけ。

気付けば、君の笑顔ばかり思い出している。

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